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機甲百足

2006/08/31

機甲百足この記事を始め、最近のラオス・サワナケート通信は、さながら「ラオの食と自然」シリーズの感を呈しているが・・。

これは裏庭にいた百足(ムカデ)。ほぼ原寸大。驚いたのは鎧のような外殻。嫁さんはギェーと叫び、「これに噛まれたら絶対に死ぬよね、ハァ、ハァ」と息を荒げた。

私は、鍬を持ってきて腰を引きながらこわごわ退治したつもりだったが、ぴくりともしなかったから、すでに寿命をまっとうされていたようだった。
(ご存知の方も多いと思うが、日本のムカデでさえ、簡単に死ぬものではない)

現在は雨季の最中で、毎日降ったりやんだりの天気。湿気も高く、かなり蒸す。こんな機甲ムカデも出没時期を得たのだろう。

W3CのXHTML1.0という文法に則ったサイト(ホームページ)の書き直しをほぼ終えた(終えさせた)。
W3Cとはウェブの標準化を標榜する非営利団体である。また、ページレイアウトはCSS(カスケイディング・スタイルシート)により制御している。

前回も書いたが、その目的は、ブラウザ(インターネットエクスプローラーやモジラ等、ウェブサイトを見るためのソフトウェア)に左右されない表示。訪問者の方々の意志を尊重するサイト作りである。
(ページレイアウトやデザインはほとんど変えていない)

主に心がけた点は、
1.ブラウザの違いによるレイアウトのズレをなくす。
2.文字を拡大してもレイアウトが崩れない。
3.CSSを使用を解除しても読みやすいページ作り。
4.JavaScript、Flash等、特定のアプリケーションに依存する機能を使用しない。

等々であるが、100%具現化することは、私には相当困難であり、ブラウザによってはレイアウトのズレを取りきれていない。
また、全てのブラウザ、及びバージョンでの確認はできていないので、不都合が存在するかもしれない。
CSSの記述にしても、結局の所、おっつけになっていった感がある。当初はそれを是正しようと思っていたが、考えすぎると終わりそうにないので、申し訳ないが不完全さを納得させた。
(御指摘、御指導、アドバイス等、宜しくお願いします)

今後は、W3CのXHTML1.1のほうがいいという御指摘があったが、同様に振り出しに戻りそうなので、今回はXHTML1.0のまま進むことにした。

ブログも見直す部分があるかと思うが、当分手が回りそうに無い。

南方鮮魚

2006/08/29

南方鮮魚前回の画像の魚はシイラということが読者のコメントで分った(ご指摘ありがとうございました)。南方系だが、東京湾や相模湾でも釣ることができるというのは、私には驚きだった。

南シナ海、東シナ海、香港マカオを経由するのかしないのか、黒潮に乗ってパシフィックオーシャンを上り日本へ到達するのは、遺伝子へ摺り込めれた行動原理によるものか、はたまた気まぐれかはわからないが、自然の不思議や意外性に出会うようで楽しい。

南西諸島から東北まで移動するアサギマダラという蝶の行動も不可思議で驚嘆する。
(余談だが、メコンを渡る際、モンシロチョウのような白い蝶が川面を飛んでいるのを見かけることがある。よく見ていると川を渡り対岸へ移動しているのである。メコンは結構な川幅であるから大したものだなと思っていたけれども、アサギマダラにとっては屁のようなものだということがわかった)

所で、今回食した正体不明はこの魚である。体長は約50㎝。味はあっさり系。肉色は鯛に近い(鰹系ではない)。はたして日本沿岸では馴染みがあるのか、否か。

目から鱗

2006/08/25

子供の事件事故が続いている。
今年7月末、埼玉県ふじみ野市の市営プールで小学校2年生の女児が吸水口に吸い込まれて死亡した事故も大変痛ましいものだった。

細いパイプの中にいる子供の救出は難しいだろうとは多くの方が想像しただろうし、結果は最悪だった。

絶対やばいと思った。埋められた配管からどうやって救出するのだ。モーターを逆回転させて水流を逆にし、排出できないのだろうかと、素人ながらに考えたものだった。可能性はゼロとはいえないではないか。

この事故を受けた全国調査では、吸水口の安全カバーの不首尾と管理の甘さに呆れた結果が出ていたのは周知のとおり。

昨日、オーストラリアでは、スイミングプールでの死亡事故を以前に比べ、3分の1に減らすことができているという報道がされた。
救命のために長い時間をかけ、きちんとしたシステム作りを構築してきたのは、さすがに白人系の思考と実行力だという感想を持つ。
基本から発生源を一つ一つ潰していく努力とそれに対する社会の理解がなければ事故を劇的に減らす事はできないし、このようなシステム作りにおいて、日本はいつも後手後手である。

その中で、担当者はオーストラリアのプールには、危険な吸水口はないといった。
プールには出水口しかなく、水は周りの溝へ溢れ、そこから回収循環しているのである。実に簡単、且つ安全。どうしてこんなことに気が付かないんだい。

ハマチ風味以前記事にした、ハマチによく似た風味の魚が久し振りに入った。
画像のものは体長は約50cm。ここに入って来るこの魚は、どれも同じような大きさである。ちなみに値段は、日本円でおよそ300円。この地域では飛び切り高い部類に入る。刺身で良くて、アラ煮がまたいい。
海魚は、ほとんどベトナム系住人が買っていく。この魚はどのように調理されるのかわからないが。

南方で漁をする漁船員の方は、この魚を捕獲する事もあるだろうからご存知だろう。また、漁業関係者でなくても、詳しい方であれば、事も無くハマチ族、あるいは亜目だと断言するかもしれないし、まったく違う種類であることもお分かりだろう。兎に角、私は食べる事に興味が走る。

長椅子

2006/08/19

長椅子ラオスでは、広い一枚板を用いた家具の価値は高い。高級テーブルの甲板(天板)は、ほとんど一枚板を用いている。ただし、旧宗主国フランスの、猫脚を用いた、ディレクトワールやアンピール様式がほとんどだが。

注文をしておかないと耳付きの一枚板は入手できない、しかし、たまたま耳付きの一枚板を製材所で見つけた。古いもので、充分乾燥しているが、中央部には表裏を通して割れのような空洞部がつながっている。
長さ2500mm、幅500mm、厚さは40mm以上あるが、ねじれが30mm以上、反りは10mm以上ある。
一度は諦めかけたのだが、日本でよく見るシンプルなベンチを提案したくて制作を行った。

ねじれを取ると厚みが無くなってしまうので、下面の2本の桟を取り付ける部分だけフラットにした。ただし、その部分はねじれた関係にあるので桟に取り付けた脚にガタが生じる。後で脚の1本を短くして解決することにした。

表面(座面)は、ここの一般的な手法に従い、電動鉋と電動ベルトサンダーで仕上げた。最終的にはスクレーパーを用いた。前述の理由により、反り、ねじれは取ってはいない。

制作のもう一つの目的は、スプレー塗装の方法を教えることである。
ここには着色剤もシーラーも無い。ステインといえば、日本ではログハウス等に用いられているペイント系の外壁用塗料しかない。仕方がないので、着色にはセラックを用いた。
セラックを使うのは何年振りだろう。しかし、ここではセラックは今だ一般的なのだ。トップコートとして艶消しラッカーをかけた。偶然にも古い売れ残りの艶消しラッカーを見つけたのだ。

ねじれや反りや材の悪い部分は大して気にならない。安い旋盤と電動工具があればこの椅子は制作できるので、この地方にも合った構造とデザインだと思う。
当然、木工好きな日本のホビイストにも制作可能である。それほど良くなくても、材料が入手できれば、制作の価値はあると思う。

お願いがあります。
私のいるサワナケート技術訓練校木工科では、木工に必要な様々な工具が極度に不足しています。使わなくなった木工用具がありましたら送って頂けないでしょうか。

木工科の年間予算は1,500円。決定的に予算が足りません。そのために必要な消耗品や工具が買えないのです。

大袈裟に考える必要はありません。封筒に入る程度の工具で充分です。例えばドリルビット1本でもいいのです。ラオスまでの送料は結構高いので、御負担を減らすためにも封筒に入る程度のものが良いかと思っています(余裕のある方は箱で送って頂いても、勿論OKですが)。

ドリルビット1mmや2mmでもいいの?。はい。木材が硬いので学生はすぐに折ってしまいます。ドリルビットは結構高価ですのでいつも不足し、釘で代用しています。スパナ、ドライバーは材質が悪く、先端が摩滅して使えないものばかり。まともな製図用具も売っていません。

何しろ、木工用キリ、角鑿盤用箱鑿(日本製角鑿盤が入っています)、座ぐりキリ。封筒に入る程度の量の木ネジ、重松製防塵マスクのフィルター、ドライバー、ドライバービット、スパナ、メジャー、スコヤ、留定規、直定規、サンドペーパー、製図用コンパス、マスキングテープ、油性マジック等々。サイズにもよりますが、入れることができるものなら何でも(?)OKです。中古、キリ類は切れなくなったものでもOK。もちろん一本からOKです。

スタッフは、日本からラオスへの送料が高いことを知っていますので、今回の提案を理解し歓迎しています。どうかご協力を宜しくお願いします。
学校の私書箱宛に送ってくだされば幸いです。

Mr.Siya Inthagong (Carpentry Section)
Savannakhet Technical & Vocational School
P.O.Box 54
Savannakhet Laos

リタイヤ後

2006/08/15

リタイヤ後、気軽に行ける東南アジアで海外生活を楽しみたいという人々が増えているらしい。団塊の世代を対象にした視察ツアーが人気を集めているという。マレーシアにおける住居や病院の見学を盛り込んだツアーもかなり人気のようである。
長期滞在の場合、疾病時の対策は大きな問題である。マレーシアの大きな病院では日本語を話せるスタッフがいるので、シニア世代には都合が良いというアッピールをしていた。

マレーシアに於ける2年7ヶ月の経験を話しておきたい。

スバンジャヤというKL郊外の文教都市の風情のある町に住んでいた。ここのメディカルセンターはマレーでもトップクラスの医療レベルにあり、病院も清潔で、日本語の話せるスタッフもいた。ドクターは日本と違って丁寧に処置説明をしてくれた。

所が、知人がここに入院して判ったことだが、入院時の対応が日本とは大きく異なる。呼んでもなかなか来ない、食事が出ない、看護士のレベルが低く、注射も下手などの問題があり、死にそうになった知人は憤慨していた。

交通事故と犯罪も大きな問題である。自ら車を運転する場合、警察もハイウェイパトロールも信用できない場合が多いので要注意である。有能なエージェントを見つけられればラッキーだが・・。車に関しての関連情報。

不幸にしてコンドミニアムを購入した場合、売却契約を交わしたが、支払ってもらえないというトラブルは多い。泣き寝入りをしている日本人は多いのである。チャイニーズ系は言葉巧みで、したたかだから本当に注意しなければならない。

現在、近所に住むマレー系インド人が言う。マレーシアの田舎で、マレー人相手(他民族相手)に人身事故を起こしたら殺されるというのは現実である。
私が住んでいた頃でも、子供が誘拐され、手足を切断されて物乞いにされることは行なわれていたのだ。

日本人は、光り物を身につけ、身なりが派手で態度が無防備で謙虚だから一目瞭然。ぼったくり、引ったくりの対象である。
きっちりとガンを切り、へらへら笑ってはいけない。肩を落として情けない風情ではなくて毅然。NHK海外安全情報では述べられないが、これは必要なディフェンスである。

ともあれ、安全で快適、安価に暮らせるという側面だけでは決してない。日本とは違う現実を知らずに帰ることができれば多少ぼったくられても由としなければならないか・・。

ラオスでは、マレーシアやベトナムほどの注意は不要かもしれない。
ここでのシニアボランティア経験者は任期中に女をこしらえ、家土地購入し、のこのこ舞い戻っている輩も一人二人ではないから最高の老後生活かもしれない。このためのJICAシニアボランティア制度の利用も良いだろう。