相変わらず凄まじい事件が続いている。おぞましくてタイトルに記したくない。
この事件の原因は夫の家庭内暴力だという報道がされている。鼻骨を骨折したDV(ドメスティックバイオレンス:家庭内暴力)に危機感を覚えたという妻の凶行に、多少の情状酌量感を覚える方もいるかもしれない。
この事件に関しては、事が重大なだけに、加害責任が大いに問われるだろうが、巷間よくある、夫の言われなきDVに戸惑い、畏怖し、困惑する妻の報道は、民放ではよく行なわれてきた。しかし、率直にいって、DVの根底には、夫婦の性生活における、妻のインセンシティビティ(感受性のなさ)も、原因の一つではないかと、私は考えている。
男はプライドに生きるという事実を、多くの、特に若い女性は気が付いていない。だから、男子が「事」に及んだ時に、「あんたぁ、何してんのぉ」などと迷惑そうに言われたら、私には明日はない。そこが、女性には判らない。
(私の温厚な友人は、その問題で、出勤前に上がり框から女房を土間に蹴ったことがある)
家庭を守ろうという気概や、仕事への意欲も崩れ落ちてしまうのである(個人差もあるが決して大袈裟ではない)。前提が否定されたように感じる事実を女性は理解しない。そして男は、その問題を、恥ずかしくて古くからの友人にさえ相談できず、ましては、女房に言えるはずもない。どうして?、などと聞かないで欲しい、我々のプライドがそんな些細(本当は深刻)なことを言わせないのである。その結果、酔って、傷つき屈曲した思いを爆発させたりする。
おそらく、女性は永遠(?)に理解できないであろう。
昔、夫の「蒸発」が問題になったことがある。多くの亭主が家庭を残して消えたのである。
ある報道番組で、残された女房が取材を受けて答えていた。「私にはまったく心当たりがないのです」。その映像を見ながら、夫婦間のデリケートな問題が根底にあるということを私は直感した。(概ね)気が強くてセンシティブではない女性には「心当たり」に気が付くことはないだろう。
敢えて思う部分を記した。一般性やバランスに欠けていてもいい。というのも、この問題で多くの男性や、亭主が傷つき悩み、かつ口外できない問題であることを知るからである。男はつらいのだ。