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住いの快適環境を実現するには、高気密、高断熱にすべきであるとは最近のトレンド?。簡単に言えば、住宅の魔法瓶化である。

空気の出入りを禁止し、十分な断熱対策を施すことにより、少ないエネルギーで住い全体を暖かく保つ。米、カナダから入ってきた概念だという。
ただし、高気密にすると空気の出入りを絶つことになるため、室内の空気が汚れるのはもとより、トイレや台所の換気扇が効かない(空気が入ってこないからファンで排出できない)。友人は、薪ストーブが燃えにくくなると言った。
そこで、24時間モーターで強制換気させたりしている。バカバカしいようだが、しょうがないのかな、とも思う。

私は東北に4年いたが、冬の長い寒冷地では、燃料もかさむし、古い作りの民家では、室内が実に寒い。強制換気をしながら高気密にし、家全体を断熱材で包んで快適さを得る方法を採っても、それが最良な解決法ではないにせよ理解はできる。

住いの快適環境化に伴う、もう一方の問題は結露である。東北では、洗濯物は屋外ではなかなか乾かないので、通常室内で乾かす。炊飯、灯油ストーブからの水分も多い。押入れや屋根裏の結露は凄まじかった。

当然、壁の中の防水紙から内側に結露が発生し、ローン返済終了よりも先に家が持たないなどといわれたりする。

この対策とし、基本的には水分を出さないのが最良ではあるが、外断熱といって家全体の最外部を断熱材で覆う方法や、壁の中の空気を循環させたりする。
水分を多量に発生する灯油ストーブを止めてセントラルヒーティングにする。洗濯物はサンルームや除湿機を使って乾かす。飯を炊かない(あるいは外で炊く?!)。などという対策なども考えられる(?)。

高気密にすれば、水分は一層閉じ込められることになるので、ベンチレーションが必要ということは理解できる。しかし、そうなると高気密でもなんでもないじゃないかということにもなる。
何れにせよ、快適環境の確保には多くののエネルギーが必要なんだと思う。この問題に大して詳しくない私は、よりよい解決方法はどこにあるのだろうと思う。

昔の住宅は、徹底して水周りを住宅本体から遠ざけた。風呂や厠は別棟。井戸も外。炊事場は土間にあって、床下はオープンで風が抜けるようにしてあり、土壁だから、室内や躯体に湿気がこもる部分が無く、建物の長寿命は保証される。
ただし、電力の来ていない時代の冬の寒さは想像に難くない。昔の日本人はよく耐えたと思う・・。

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2007/03/31 9:21 AM | ヤマガタ

はじめまして、わたくし栃木県にて職人をしている者です。
時々貴HPを拝見させて頂き敬服しまた感謝申し上げています。
さて家屋の件で浅知恵の私から気が付いたことが有りまして、ひと言申し上げたいのですが、私も三年前に家屋を新築いたしました、半端な職人である以上少しコダワリ、木の量(材積)を標準的建築の3~4倍の量を使用致しました(形は古民家様式)感覚、心の問題で木を多用したのですが実は光熱費が以前の半分以下になりました、朝6時暖房を入れる前にこの冬13.1度(キチン)以下になりませんでした。
家屋の断熱、高気密の方法はそう単純ではないなと感じております、無垢の木の蓄熱の仕組みや放熱、調湿能力におどろいて居ります、外断熱という言葉に営業トークを感じてしまいます。自然の仕組みにこの歳になるまで尚気が付かずです。

2007/03/31 6:51 PM | katsu

ヤマガタ様、コメントありがとうございます。
木材使用量も凄いですが、暖房効果も凄いですね。参考までにどのような使い方をされたのか教えて頂けませんか。厚い板材を壁や床に使用したのでしょうか?
ちなみに「設計事務所 独楽・アーキワークス」(http://www3.ocn.ne.jp/~koma00/)さんは、室内側に33ミリの杉板をサブタ工法(柱の間に落し込む)で断熱材としているようです。
間伐しなければならない杉がたくさんあるのに、効果的で高価にならない使用方法があるといいなと思います。そうすれば、無理に杉を使って家具など作らなくてもいいのに・・。

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