今回の改造では、使用するCPUをINTELのPentiumⅢに絞った。
マザーボードのCPUサポート範囲であることが大きな理由である。インテル以外のCPUメーカーも視野に入れることは、適合するマザーボードを含めて選択範囲が広がり、それを調べていくことは、初心者の私には多くのエネルギーが必要である。また、PentiumⅢ以降の新しいCPUでは、メモリーや電源ユニット等も変えなければならない可能性もあり、費用もかさむ。多少知識のあるPentiumⅢは、気分的に取っ付きやすいということも大きかった。
PentiumⅢには、以下の3種類がある(個人的なメモ・備忘録)。
| 開発コード | Katmai | Coppermine | Tualatin |
| 発表 | 1992/02 | 1999/10 | 2001/07 |
| 製造プロセス | 0.25μm | 0.18μm | 0.13μm |
| クロック | 450-600MHz | 500MHz-1.13GHz | 1.13-1.4GHz |
| FSB | 100MHz | 100-133MHz | 133MHz |
| 1次キャッシュ | 16KB+16KB | ← | ← |
| 2次キャッシュ | 外部512KB | 256KB | 256-512KB |
| ソケット | Slot1 | Slot1 Socket370(FC-PGA)(注1) |
Socket370(FC-PGA2) |
PentiumⅢは、KatmaiとCoppermineが混在し、両方に同クロック周波数の製品が存在した。その場合、CoppermineにはEを付けて差別した。例えばPentiumⅢ 500E MHz、と表示する。また、FSBクロックが133MHzの場合はBを付けて差別する。
「B」:プロセッサ・コアがKatmaiでFSBが133MHz
「E」:プロセッサ・コアがCoppermineでFSBが100MHz
「EB」:プロセッサ・コアがCoppermineでFSBが133MHz
(また「A」は、プロセッサ・コアがTualatinだそうである)
Tualatin(テュアラティン)、0.13μmプロセスを採用。2次キャッシュの容量増加。動作電圧の低下など、Coppermineよりパフォーマンスの向上を図る。消費電力が大きいPentium 4では対応が難しいノートや実装密度の高いブレード・サーバ用として使用された。
TualatinコアのPentiumⅢは、動作電圧が異なるため、同じPGA370ソケットを使っていても、すべてのPGA370マザーボードで利用可能というわけではないので注意が必要。最大消費電力約28W。
Tualatinには「PentiumⅢ」「PentiumⅢ-M」「PentiumⅢ-S」の3種類があり、「PentiumⅢ」はデスクトップ用。2次キャッシュ256 KB 。Dual非対応。「PentiumⅢ-M」はモバイル用。2次キャッシュ512KB。Dual非対応。「PentiumⅢ-S」はサーバー用。2次キャッシュ512KB。Dual対応。
PentiumⅢには様々な種類が存在する。マザーボードの仕様(対応状況)をマニュアルでよく確認する必要がある。
注1:集積回路のパッケージ方法の一つ。入出力端子に「Socket370」を採用したPentiumⅢのパッケージ方式。Celeronに採用されていたSocket370(PPGA)方式と物理的形状が同じでありながら互換性がないので、古いCeleronを使う場合は注意。
FC-PGA2は、FC-PGAパッケージにヒートスプレッダを取り付け、より放熱しやすいようにさせたもの。
この記事は、アットマーク・アイティ、Enjoy!DOS/V等のサイトから引用させて頂きました。