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  1. 2007/11/14  些細事 (0)

ある方から電話で、立木の枝打ちをして束にしてあるが、かなりの量ある。要らないかといわれた。
我家が薪ストーブや灯油兼用風呂釜を使っているからである。先方も処分に困ったのかもしれないが、そのような穿った見方や深読みはしない。

名車スバルサンバー2回分もの量があったので、ガソリン代の方が高いのじゃないかと思ったが、嫁さんは断れないといって引き取ってきた。

小枝が多くてストーブに使うには火持ちが悪い。捨ててしまうのも勿体ないからと、嫁さんは実に久しぶりに、風呂をこの薪で沸かし始めた。
所が、このところのガソリン灯油の高騰である。頂いた薪は風呂の燃料として今も大活躍中で、随分灯油を使わないで済んでいる。
何がどうなるか見当もつかない昨今。しかも、CO2の排出は自然循環分だからゼロである。

薪で風呂を沸かすということは、昔は概ねジジババの役目だったが、今では非日常的な生活のひとこまである。チロチロと炎が揺らぎ、ほのぼのとした暖かさが伝わり、香ばしい煙が周囲に漂い、理由なく郷愁に包まれる。何故だか火焚きは癒されるのである。

調子を出して、杉の伐採時に打ち落とされた太い枝を集めて来ては風呂を沸かした。杉の枝はそこらじゅうに転がっているのだ。
そんな少しの肉体労働は、湯上り、熱燗、秋の宵という正しい日本の田舎の生活という満足感と幸せをもたらすのだが、連れ合いは、あくまで「好き勝手」という断定を緩和(?)しようとしないのだ。

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