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薪ストーブ

2008/11/16

薪ストーブを使い始めた。

ようやくストーブの設置工事を終えた。結構時間を費やした。直したかった改造工事も併せて行うことになったからである。
こうなることは予想されたことだ。家人の強い要望でもあったし、ある程度きちんと整備したいという私の性格からくるものでもあった。
薪の確保も面倒だということに加え、これらの関連作業を想像して、今まで先延ばしにしてきた。

もう一つの理由としては、この古家にこれ以上の費用とエネルギーを投下したくないという思いがある。ここに手を入れるなら、小さな住まいだったら建てられると思っているし、そのためのプランやアイデアだって練っているのだ。
このささやかな疑問と躊躇を振り払いながら、目の前の不便さの解消と多少の快適を求め、今回も素人大工仕事はスタートしたのである。

そして今、夫婦揃って薪ストーブの暖かさ快適さに、無邪気に幸せを感じている(今までの躊躇逡巡はとうに飛んでいっている?!)。

実際、これほど暖かいとは思わなかった。工房では、薪ストーブは以前から使っているのだが、広いことと隙間が多いせい(?)で、なかなか暖かくはならない。住まいは狭いこと、開口部をしつこく塞いだせいで暖まる速度が違う。

ただ、薪ストーブの設置ついては問題も多いことも実感した。

先ず、設置場所の問題。ストーブの四方と煙突の上部等に充分な空間が必要なこと。また、下部も注意しなければならない。
邪魔にならず、室内を上手く暖め、周りに対する熱の影響、また煙道の水平距離が長くなってはならない点を考慮すると、設置場所は限られる。
いい位置がなくて、結局押入れを潰した。

煙突は重要である。横に対して縦の距離を十分とる必要がある。垂直距離が少ないと、引きが弱く、ススの溜りが早い。最低でも縦方向は横の2倍は欲しい(理想値は忘れた)。
煙突を縦に伸ばすと、支えが問題になってくる。長い支え棒は売ってはいない。

当初、支えの問題で、縦方向をあまり伸ばさなかったのだが、引きが悪い。換気扇を回すと煙が吸い出される(!)。
結局、縦を1m伸ばした。既製品の長い支え棒がないので木材をつないだ。

[その後・その他]
今後の対処として、ストーブ周りの熱対策。薪の確保(調子に乗って燃しているので冬を越せるか心配)。他は順調快適。

煙突部品は沢山の種類があるということを知らなかった。ホームセンターやネットショップでも一部しか載せていない、仕入れていないが、煙突メーカーのカタログにはリストしてある。

綿菓子

2008/11/04

桂写真は桂の木。植えて一年経つ。
この木の成分は水分と反応して「綿菓子」の香りを発す。甘く香ばしい香りが気に入り、苗木をオーダーして植えた。
文献等では、紅葉した落葉が水分と反応して香りを発すとあるが、画像の立木も朝露、夜露が降りた後は、周囲に香ばしい綿菓子の香りを漂わせる。この香りが何ともいい。

それはまったく綿菓子と同様。秋祭りの神社の境内、露天商のオッサンが、機械の中心に粗目砂糖を加えながら、くるくる、くるくる、中心から周辺に吐き出される綿状の物質を割箸に絡め取るのを不思議な思いで眺めながら順番を待った幼い日々が思い出される。

桂落葉樹で、成長は早く、20m~30mと、かなり大きくなる。水分が多い土地を好むが、植えた場所は水分が少ないせいか、やや成長は遅いように感じる。

所で、箪笥の抽斗(引き出し)には、桂や朴(ほお)が使われてきた。特に桂は材の色も綺麗で使って気持ちがいい。両方とも癖(狂い)もなく、柔らかくて削り易い。
私も以前は随分使った。

余談だが、今は、桂や朴やポプラ(朴の代替)などの柔らかい材料を抽斗用としては使わない。
値の張る家具にはソフトウッドよりハードウッドを使いたいという個人的な思いがある。また、ハードウッドは、ダブテール加工なども気持ちよくできるからである。
現在、主に使っているのは真樺(マカバ)。これを、四分(12mm)前後で使っている。