先日は冷えた。朝7時の外気温-6度。
前日の夕方から冷えてきたので、接着剤を工房から母家に持ってきていたのだが、正解だった。
これまで幾度も接着剤を凍らせてしまった。そのため、いつもの冬は発泡容器に入れて保存しているのだが、今年はまだその準備をしていなかったからだ。
所で、寒くなると甘酒、濁酒の仕込み時期である。
冷で飲む味わい深い日本酒は至福の瞬間。とりわけ、絞りたての原酒はいい。高くても水っぽいものはへのようだから、私はアルコール高めを選ぶ。
(通常は悲しき日本の為ビールに続いて安酒熱燗で満足しているのだが・・)
日本酒は醸造完了時において、通常の醸造では不可能なアルコール度数、およそ20度を誇る。澱粉を糖化させ、その糖を分解してアルコールを得るという2段プロセスに加え、多段仕込みという高度な手法によって高アルコールを得る。しかも、様々な工夫によって実に芳醇な清酒を作り出す。歴史と知恵が獲得した民族の誇りだと私は思っている。
その高度で精緻な日本酒醸造の一端は濁酒で体験することができる。
上手くできた濁酒は、香りもよく、力強く(加水していないためにアルコールは高い)、熱処理していないために残留する微量の炭酸ガス(醗酵が続いている)がもたらすキレがある。
今年は、味噌麹菌ではなく、日本酒用の黄色麹菌を用いて麹を作った。
現在、醸成中。期待を込めて暫時待機。