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  1. 2009/02/02  検証(Sawdust Stove 3) (0)

検証用カートリッジ前回の記事のソーダストストーブについて、簡単に検証できる ― ということを思いついた。
難しいことではない。現在使用しているストーブの中に入る大きさの容器を用意し、その容器にオガクズを入れれば、簡単な燃焼実験を行うことができる。その結果、記事ではイメージできない不確定要素を確認できるではないか?。

現在使用している鉄板ストーブの本体高さは約290㎜。
一斗缶ならストーブの上蓋を取ると中に入れることができる。そこで高さ240㎜程度で切断した一斗缶を用意し、側の下部分に50×50㎜程度の穴を開け(ストーブ本体の空気取り入れ口に合わせた)、手元にあった直径90㎜の塩ビ管を缶の中心に立て、50×50㎜程度の角材を横穴から中央の塩ビパイプに向けて刺し、上から工房に溜まっているオガクズを詰め、塩ビパイプをツイストさせながら引き抜き、続いて横方向の角材を抜いた。

次に、静かにストーブの中央に一斗缶を置き、穴の底部分に少量の灯油を垂らし、正規の空気取り入れ口から先端を燃やした棒を入れて点火(!)した。

前回の記事では省略したのだが、オリジナルの英文には、燃料への点火の前に、新聞紙を燃やして煙突の引きを促すことになっている(予備燃焼)。その意味が判った。
今回は、煙突の引き促進のための予備燃焼を省略した。
前回の記事のイラストを見れば分かるように、煙突の取り付け位置は、ストーブ本体の上面よりもかなり低い。私のストーブの煙突取り付け位置も、上面より約140㎜下である。そのため、燃焼ガスによる上昇気流の発生までの暫時、ストーブ本体の隙間のそちこちから煙が立ち昇るのだ。
(煙突内が暖まり、十分な引きが出てくると煙は収まる。時間的には1分程度だろうか)

オガクズ・ソーダストは想像以上に燃えた。かつ、想像以上に暖かかった。そして、このサイズで約2時間燃えた。当然、その間の燃料の供給は不要。これは楽だ。いける(使える)と思った。

この検証の結果、幾つかのことが分かった。

その1:燃焼容器の高さで発熱量が変わる。今回は、ストーブに入るようにオガクズ容器の高さは、約240㎜(燃料高さ約220㎜)。燃焼は、オガクズの中央に開けられた煙道の全周で起こる。つまり、煙道の距離が長いほど燃焼面積が増えて発熱量が増える(それに従う空気供給量は必要)。

その2:その1の結果。燃焼時間を伸ばすには、燃料カートリッジの高さを増やすのではなく、直径を増やさなければならないのでは・・。

その3:燃料が燃え尽きる頃、熱量が急激に落ちる。これは問題。ちなみに、国産タイプのオガクズストーブなら、燃料の追加やカートリッジの交換が容易にできるので熱量の低下はない。

その4:オガクズは燃やす前、中央の煙道に崩れ落ちやすいが、点火後は崩れ落ちることも無く、最後まで燃える。ちなみに、煙道面で燃えたオガクズは、灰となって下へ落ちることにより、新しいオガクズが現れて燃焼が続く。

その5:オガクズがほとんど燃えて無くなった頃、オガクズ容器に、上から通常の薪(小さめのブロック)を入れ、そのまま燃焼させた。
その結果、薪の消費量が通常の燃焼よりもかなり少なくて済むことが分かった。つまり、このストーブの通常使用よりも薪の投入回数が減ったのである。
ただし、体感熱量は多少低く感じられた。これは、二重構造になったため側面からの直接放射熱が減ったからだと思われる。

簡単、短時間に作ったカートリッジによる簡易実験だったが、様々なことが分かり、非常に興味深かった。

画像:ストーブ本体の中に見えるのは1斗缶カートリッジに開けられた四角い空気口。その先は横煙道が垂直煙道にぶつかった部分の丸穴。

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