現在使用中のスバルサンバーの初年度登録は平成3年。神経質なオイル交換や、消耗部品の正しい定期交換を行うことも無かったのだが、信じられないことに購入以来トラブル皆無。
今もエンジンの調子は良い。今後、各部品の寿命が尽きることが予想されるが・・
24ヶ月点検を前にし、ブレーキラインの徹底(?)整備を行った。
メーカー推薦のブレーキに関する交換時期は、下表である。
| マスターシリンダー ピストンカップ等ゴム部品 | 2年ごと |
| ディスクキャリパー ピストンカップ等ゴム部品 | 2年ごと |
| ホイールシリンダー ピストンカップ等ゴム部品 | 2年ごと |
| ブレーキホース | 4年ごと |
| ブレーキ倍力装置のゴム部品 | 4年ごと |
ホイールシリンダーのゴム部品は兎も角、他のブレーキ関係の消耗部品は、おそらく購入以来交換していない。今回は思い切って、油圧関連の全ての消耗部品の交換を行うことにした。
以下、参考までに手順を載せる。
右ブレーキドラムは外すのには苦労した。
ボルトを入れてドラムを浮かせるサービスホールは付いていないし、スライディングハンマーなど持たないからである。
ドラムセンターのキャッスルナットを外し、ドラムをハンマーで叩く。外したタイヤを取り付けてタイヤを蹴る。
キャッスルナット下にある、スプリングワッシャの下に、センターピースと呼ばれるコーン状の厚いワッシャのような部品がゆるんで浮いてくると、ドラムが緩んでくるのは近い。
なお、コニカルスプリングワッシャもコーン状なので、組み付け時、向きに注意する。もっとも、外側に「OUT」と刻印されているから分かりやすいが。
右側ドラム内は、ブレーキオイルがかかって、全面が錆びていた。外れにくかったのはこのせいだった。
自分自身で、この車のホールシリンダーのゴム部品を交換したことはないので、以前に頼んだ整備屋のブレーキフルードの拭き取り不良が原因だろう。ちなみに、左は簡単に外れた。こちらの内部は綺麗だった。
ホイールシリンダーのピストンカップにラバーグリスを薄く万遍なく塗り、ピストンカップとブーツを交換する。
キャッスルナットを締め付けるときには、ネジ部にグリスを塗っておく。コッタピンは再使用しないこと。
続いて、ブレーキホースを交換。
ホースの連結部や、固定部を洗浄してゴミ埃がブレーキライン内部に入るのを防ぐ。
ブレーキホースを固定している(繋いでいる)フレアナットを緩める。
(ブラケット部分のクリップを外すときに、ブレーキラインにゴミが入らないように緩めるだけで全部取らない)
このナットは非常に強く締められているので、専用のフレアナットレンチを使うのが望ましい。品質の悪いスパナを使うとナットの頭を舐めてしまう。
今回は、品質のいい普通のスパナを用いたので問題はなかったが、若干心配した。
ホースを固定している、ホースブラケットに差し込まれている四角いクリップ(四角いスプリングワッシャという感じ/スバルの部品名:ブレーキホースクランプ)をプライヤーで抜取る。
ブラケットとホースの六角部は勘合するようになっている。このクリップを先に取ると、フレアナットを回すときにホースが供回りするので注意。
フレアナットとバンジョーボルトを外し、新しいホースをブラケット部分の回り止めに固定し、クリップを叩き込む。
ホース上下を固定する。なお、ブラケット部分を含め、ホースに変なねじれがないよう注意する。