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キャリパーのオーバーホールを行い、ゴム部品の交換をする。極めて重要な部分だが、交換は億劫ではある。
シールピックアップツール(「千枚通し」のようなものでも流用可)を用意すること。
ロックピンボルトを外して、キャリパCOMPLを取り外す。
ブレーキパッドを取り外し、キャリパーを清掃。

ピストン先端にあるピストンブーツを固定しているブーツリングを取り、ピストンブーツを取り外す。

キャリパーブレーキホース取り付け穴から圧縮空気を送り、徐々にピストンを抜く。
エアーの圧力が強いと一気に抜けて危険で、部品も痛むので板を挟んでおく。

ピストンが抜けたら、シリンダー内部に切ってある溝にあるピストンシールを取り外す。

キャリパCOMPLにセットしてある、ロックピン両端のロックピンブーツを外し、ロックピンスリーブを引き抜く。
ロックピンスリーブは、ピストンが押されると、キャリパーがピストンと反対側にスムースに動くための重要な部品である。

ロックピンスリーブの入っている穴内部のO-リング(1箇所2本、計4本。両側で計8本)を取り外す。

シリンダー、ピストンのチェックを行う。
ピストン、スリーブの極一部に錆があったので、細かいサンドペーパーで落とす。シリンダーは問題なし。

キャリパーボディ内部をフルードで洗浄し、ピストンシールにフルードを塗布してシリンダー内部の溝にセットする。

シリンダー内面、ピストン外周にラバーグリスを薄く塗り、ピストンを挿入する。

ピストンブーツにラバーグリスを塗って、ピストン先端とシリンダー先端の溝にセットし、外周にブーツリングを取り付ける。

次に、ロックピン穴内部の溝にO-リングを嵌め込み、スリーブを挿入する。
スリーブ両端にブーツを取り付ける。
慣れないと、このブーツの取り付けには苦労する。古いブーツを綺麗に洗浄し、このブーツを利用して取り付けのコツをつかむといい。

逆の手順でキャリパーをブレーキASSYに取り付ける。

続いて、ブレーキホースを交換し、エアー抜きを行う。
各ホースの取り付け部に漏れがないかチェックする。

マスターシリンダー以下、全てのゴム部品、及びブレーキフルードの交換を行った場合、エアー抜きには時間が掛かるので、根気良く行う。

交換部品その他の注意事項
リアブレーキバックプレートとブレーキシューの接触部分にはグリスを塗布する。
シューのセッティングは、ドラム内径-0.5㎜程度。

追記事項
ブレーキホースには、ひび、割れは認められなかった。
他の交換パーツはコンタクトポイント。ギャップは0.45㎜(シックネスゲージを使っているが、この位かなという所)に調整。放電加工のオス雌の関係のように、そこでしか合わないというようなひどい状態だった。
パイロットエアとアイドルを再調整。
点火時期は若干早めにセットしてあるが、問題ないので今回はそのまま。
エンジン絶好調。

今回の作業を行うにあたり、友人の貸してくれたスバルの類似車のマニュアル、パーツリストは大いに役に立った。記述した作業手順もマニュアルに準じた。感謝します。

今後の予定
オルタネーターのカーボンブラシ交換。

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