
室内用ロケットストーブについての総括。
室内用ロケットストーブの作り方は、動画を含めて探せば出てくる。
しかし、各部の細かい寸法表などは発見することはできなかった。
画像下のドローイングは、鮮明ではないが、1方眼が2インチ(約5cm)である。これによると、内外ドラム缶との隙間は2インチ。
ただし、作り方のテキストブックがアマゾン等で購入できる。

私自身、実現は別としてロケットストーブを室内で使うことへの興味と関心は高い。
海外のサイト参照にした範囲では、非常に効率的な燃焼を得ることができ、煙突の出口では、ほのかな温度と湿気を感じるだけで、煙の匂いはしないと記述してある。
たまに、内部の掃除や、ヒートライザーのリビルト、金属部品の交換の必要性があり、そのため、金属部品は品質のいいものを用いるほうがいいこと。
また、相当な重量になるため、設置場所を選ぶか、家の設計時に設置を想定しなければならないなどの注意点がある。
所で、ロケットストーブを調べているうちに、「日本ロケット・ストーブ普及協会」の存在を知った。
サイトでは、すでに9号機まで作ったことがアナウンスされている。
普及協会代表の荒川氏に、ロケットストーブに対する疑問点をお聞きした。
Q1:横煙道が長いが、点火から暖まるまでの間、煙の引きはいいのか、室内側へ出てくることはないのか?
A1:最初にバーンチャンバーで少しだけ燃やし、薪に着火すれば問題ない。普及協会のサイトにあるストーブでは、横煙道が12m(!)でも可。
内外ドラム缶の隙間(横と上)、が非常に重要であり、煙突で引くというより、ここの燃焼で押し出すという感じ。
Q2:内部の掃除は。
Q2:燃焼効率がいいので、ススはほとんど付かない。作って4、5年になるが、横煙道は掃除したことが無い。燃焼トンネル部分にも灰が溜まるが、それは入り口から掃除することができる。アッシュトレイの灰も上から取り除くことができる。
熱交換器(ドラム缶)は、極たまに外し、内部を掃除している。ドラム缶はほとんど傷んでいない。
なにしろ、煙に匂いがない。
Q3:太い薪も燃やせるのか。
A3:問題ない。焚口に入れば、太い梁でも燃える。
普及協会のサイトで、このストーブについて、かなりの情報を得ることができる。
どのタイプの薪ストーブでも同様だが、燃し方、使い方は各自で様々にトライし、最適な方法に辿り着く必要があり、このストーブも例外ではない。
薪はゴーゴーと燃えるそうだが、実際に現物を拝見させて頂くのがベストだと思う。
ロケットストーブは、薪ストーブ問題点の多くを解決するストーブではないかと思う。
私が考える問題点。
■本体の重量と大きさ(設置場所を選ぶ?)。
■ドラム缶を外しての掃除が面倒(ただし、薪ストーブで年1回程度だとすれば、不平の範囲ではない)。
荒川氏によると、ドラム缶は簡単に取れるとのこと。
■薪の投入頻度の問題(私が実感として把握していないので、現時点での個人的疑問点)。太くて長い廃材を入れると、先点火なので、自動的に燃えて下がっていくとのこと。
優れた点。
■優れた燃焼効率(ぜひ実感したいものである)。
■ススの付着が少ない(掃除で悩むことが少ない)。
■ユニット部分から出た煙突を、土と石で覆ってベンチやベットなどに利用する。熱はその部分に蓄熱され、ゆっくりと放出する。お尻が温かいのは実に心地よい。燃焼部分からの熱放射と併せ、熱を効率よく利用できる。
最後に、ロケットストーブの製作風景、及びそのテクノロジーについてのサイトをリストしておく。
なお、使用した画像は下記の海外サイトから転載させて頂きました。
「Rocket Stoves – appropriate technology brought to your living room」
「comrade simba – Rocket Stove Photoblog」
「日本ロケット・ストーブ普及協会」