様々な条件で燃焼させなければ、ストーブの性質と個々の生活スタイルにあった使い方を把握できない。
今は、我家に合った使用条件を探している状態である。
20Lペール缶(オイル缶)で、平均4時間以上は燃焼することが判った。
(しつこく繰り返すが、このデータは、空気取り入れ口、煙突の取り回し、また、燃料の質(針葉樹・広葉樹)、及び燃料の含水率の違いによって大きく変わることを理解されたい)
このストーブの熱量は、インナー缶の高さで決まる。現在、主に使用しているインナー缶は、20Lペール缶であり、この高さは、およそ360㎜。
10月現在、熱量に問題はないが、真冬はどうだろうかという心配がよぎる。
所で、高さの低いペール缶ではあるが、長所はスタッキングができる点である。
そこで、2段重ねにすれば良いことを思いついた。
2つ重ねると、高さはおよそ100㎜増える。
早速、2つのペール缶を繋いで燃焼してみた。
今は、外気温がそれほど低くないので、空気取り入れ口の開度は、シングル缶と同様。
平均燃焼時間は6時間(!)程度だった(6時間は保障できる。ただし、真冬は、もう少し強めに燃すため、空気の取入れを増やすだろうから、燃焼時間は減るだろう)。
燃焼時間には満足できた。この間、薪の供給は必要ないから本当に手間要らずである。ただし、ペール缶を2つ繋いで燃料を詰めると結構重く、女性には若干負担である。
使用実感から述べると、20L缶が気軽で負担感が無い。
再び思いついたこと(使わなければ判らないこと)。
2段重ねにすれば、燃焼時間は4から6時間に延びた。しかし、我々はペール缶のスタッキング機能のアドバンテージを、十分に認識していなかったのだ。
つまり、ノーマルのまま使い・・
1つ目が燃え尽きる。
そのまま、2つ目をその上にスタッキングして点火する ― 気軽に、ほぼ連続燃焼できるのである。
寒い朝など、燃え尽きたペール缶に、新しいものをスタッキングして点火するというような、イージーな使い方ができるのもペール缶のメリットである。
当初、馬鹿にしたペール缶ではあったが、意外に使い勝手はいいという実感。
重さを厭わないか、あるいは手軽さを取るかという、個々の状況に合わせた使い方ができるのも、ペール缶のメリットである。
ペール缶の、他の弱点は鉄板の厚みが0.3㎜程度と、薄いことにある。
燃焼させて判ったことは、底板に開けたφ70㎜の煙道穴の周りが高温になっていた(側面はまったく問題ない)。
底板の穴周辺が早く傷みそうなので、底板を2重にしてみた(画像下)。
今夜も室温20度の快適空間で、熱燗と共に、様々なインナー缶の様々なアレンジを考え、楽しんでいる。