大仏伽藍内にある土産物屋。
SAMURAIと大書きされたTシャツが並んでいた。明らかに海外からの観光客をターゲットにしている。
下品だった。せっかくの歴史的遺産が台無しである。
こういった貴重な財産の内部に、何故、夜市の出店のような下品で無節操な土産物屋を設置するのだろう。
理解ができない。
偉大な世界的文化遺産を受け継いだ我々にできることは、できるだけオリジナルに近い形で保存し、後世に残すことだろう。
そのためには、場違いな土産物屋を伽藍から撤去し、静粛な空間を取り戻すことが大切ではないかと思う。
静謐な内部空間で、歴史的遺産と静かに向き合いたいのだ。
土産物屋は、広い境内のどこにでも置ける。
また、伽藍内部に取り付けられている様々な機器類もできるだけ目立たないよう設置すべきだと思う。
その日は雨天。
回廊(?)には多くの人々が溢れていた。
その中に、傘をたたまない、けばい姉ちゃん、子供に傘をたたませない能天気な親達がいる。
・・言葉も無かった。
オジジのセコイ憤懣は兎も角・・
雨に煙る向こうに、圧倒的な存在感で大伽藍はあった。