今年の「100% Design Exhibition London」に出展することにした。
このイベントは、英国では最大規模のデザインエキシビションで、20年以上の歴史を持ち、世界から多くの企業、個人の参加がある。
知らなかったのだが、出展するためには、製品写真、製品説明、ブースデザインプラン、企業プロフィールを送り、事前審査を受けなければならない。
手続きは全て100% Design London のHP経由で行なう。
展示スペースは6㎡。展示は全て椅子を予定。
5~6脚は置けるスペースである。輸送コストを考えると適当なサイズだ。
出展許可の連絡が来たのだが、我がスタッフは、アイスランドの噴火もあったし、参加者が少ないんじゃないのと言う。
そうかもしれないと思っていたが、「100% Design Exhibition」は、ロンドン、香港、東京があり、ロンドンは厳しいと聞いた。
そんなことで、この夏は出品に関する手続きで忙殺された。
制作エネルギーよりも、輸送に関する打ち合わせ、やり取りが大変だった。
オフィシャル輸送業者の、日本ブランチの見積価格は法外だったから、全て自分で手続きを行なったためだ。
輸出手続、木箱材料の植物検疫問題、往路業者選定、港から会場輸送、会場からブース搬送、木箱保管、木箱の再デリバリー、復路業者選定、復路航路選定&見積等々等々。
木箱が安心という。そう思う。当初は地元の杉を使えばいいと思っていた。
所が、英国は植物検疫が厳しいという。専門業者が、熱処理(殺虫処理)した、木材を使わなくてはならない。業者へ見積りを頼むが、これがまた法外(?)に高い。
その時、ベニアが使えるのではないかと思った。もし使えるなら自分で梱包ができる。
検疫所に問い合わせると、ユーロレギュレーションではOKとなっているが、国で違いがある場合があるので、問い合わせた方がいいという。
英国の輸送業者に問い合わせると、英国もユーロレギュレーションに従っているという返事。
梱包材料と梱包の問題が解決し、無事に発送は完了した。
だが、出発の直前まで復路の選定を行なっていた。
往路は、博多発だと、アジアの他の港に寄港するため、時間がかかるので早く発送しなければならない事、寄港時にコンテナの詰め替えがあり、荷物が傷む心配があるが、神戸発だとロンドン直送便があり、時間が稼げる。そのため神戸を選んだ。
復路は、近場の港の方が、仮に時間が掛かっても通関や引き取りが楽である。しかし、英国のオフィシャル輸送業者は、大阪しか航路を持たないという。
再度、博多配送の是非を問い合わせていたのだが、直前になってようやく博多港配送OKと、その見積りがきたのだ。
エキシビション用に輸出する場合、通常非課税扱いである。そのため、売ることは出来ず、全て持って帰らなくてはならない。
(売って売れない事はないが、通関書類の書き直しが必要になってくる)
2つの木箱は無事に通関し、会場に運ばれてくるのか?自信は無く心配だったが、木箱は無事、会場に届いていた。
ブースのセッティングは明日行う事にした。これからが本番。
しかし、我がスタッフは、すでに英国観光、パブ攻めモード突入済み。
画像上は、アールズコート エキシビションセンター(ホール2)。下は、我々のブースに無事届けられていたパッケージ。