どういう訳か、現地でノートが動かなくなった。
ハードディスクにアクセスしない。
わざわざ、古くて重いノートを持っていった意味が無い。
だから、リアルタイムでアップしようと思ったブログ記事は、思い返しながら日本の田舎で書くことになった。
悔しいことに、日本で電源を入れるとノートは正常に作動した。
捨ててこなくてよかった(これはジョーク)。
椅子をメインの仕事にしようと思った。ラオスから帰ったときだ。
グリーンウッドワーキングの椅子をベースに置いた。
プロのデザイナーが才能を競うコンテンポラリーな椅子世界とは、今更私の才能では太刀打ちできないだろうということ。
グリーンウッドワーキングの手法は、工房での制作に良く馴染む。
永い時間、多くの匿名の職人達が個々の解釈を加えながら作り続けてきた伝統の椅子には、飽きの来ない良さが不動のものとしてあることを信じる。
その連続した軌跡に自分の解釈を加えたいということ。
私なりの成果を、グリーンウッドワーキングの本場で披露したいと思っていた。
そんな折、「100% Design Exhibition London 2010」の出展募集が行われていることを知った。
現在、フォークチェアと認識されている椅子には3種類ある。
ウィンザーチェア、スラットバックチェア(ポスト&ランチェア(Post-and-rung Chair)、ラダーバックチェア(Ladder-back Chair)ともいう)、それにツーボードチェア(Fiddle-back Chairともいう。日本ではペザントチェアと呼ばれる場合が多い)である。
このうち、グリーンウッドワーキングの椅子は、ウィンザーチェア、スラットバックチェアの二種類。
日本では馴染みの薄いスラットバックチェアだが、ヨーロッパでは古い木版画にも登場し、トータル製造数世界最多といわれる。
画像は、開催直前のブース。我々の100%Futureゾーンは白に統一されているので、製品が映える。
前日夕刻には貼り終えていなかったフロアのカーペットも、当日開場までに全てしかれた。
画像奥の伝統的ウィンザーは、英国の伝統に習い、クリノリン-ストレチャーを使用しているものを選んで持っていった。
材質は欅。英名が分からないので、何となく似ているからジャパニーズエルムだと、適当なことを言っていたが、現地のウッドワーカーからも、まさしくエルムだと納得される。