丸棒を作るスペシャル工具、ラウンダー。
私は、AshemCraft製のものを使っている。
Ashemでは、少々気難しい感じのピーターが、彼のメタル工房で作っている。
今回ちょうどいいタイミングなので、彼の工房を訪問したいと考えていた。
事前の連絡では大層喜んでくれ、最終日に見に来るという。そして、そのまま我々をピックアップして自宅に行くと言う。
それはいいのだが、最終日は5時までで、搬出は5時半から9時までとなっている。
日本のように時間に厳格ではない感じだから、梱包用木箱が会場に何時付くのか何時になるのか見当もつかない。それからホテルに荷物を取りに行くとなると、ピーター宅の到着が深夜になる。
遅くなっても待つ、ホテルに行くのは問題ない、アールズコートから彼らの町ウースターは2時間程度。だから大丈夫という。
我々は、彼らの提案を受け入れ、宜しくお願いした。
我々は、ホテルをチェックアウトし、荷物は会場に持っていき、ホテルに戻る手間を省いた。
所が、5時になっても来ない。
半分諦め、近くのホテルにチェックインすれば何の問題も無い。これもアリだ。
木箱は無事に届き、再梱包を始めたとき、ピーターが来た。
続いて奥さんのパトリシアが。
初対面。でも、イメージどおりの老夫妻。
車は、まだ新しいSAAB。
手荷物で持ってきたサイドチェアがトランクに入らず、後部座席に詰めたために、我々夫婦が助手席に無理やり乗る。
パトリシアは後部座席で、虫眼鏡でモノクロマップを見ながら指示を出す。
ピーターは72歳のヘロヘロ爺。
これで高速を100マイル前後で飛ばすのだ。
安定性、静粛性は高いが、110マイル(176km)になると若干恐い。
渋滞があったとはいえ、食事を入れて5時間掛かった。
田舎のすぐそこは結構遠いが、遠過ぎ。
しかし、この距離をよく来てくれたものだと感謝した。