錦帯橋の岩国を後にし、尾道に入った。
福山から来た研修生から聞いた、お奨めの居酒屋。
それが尾道にある。
現役の漁師さんが営んでいる。
これは黙して行かなければならない。
海が近い。大きな造船所がある。
海育ちのパートナーはそれだけで大喜び。
通過はしたことがあるが、留まるのは初めて。尾道は造船の町だったのか。
海沿い、尾道市役所の近くだった。
半間ほどの小さな入口をくぐると、整理されていない店内にはカウンターにスツールが6つ。
なじみ客が飲んでいた。
見慣れない我々に、一瞬不信そうな眼差しが注がれる。
いつものこと。暫くすると自然に話は弾む (ことになる・・はず)。
ただし、敢えて、少しだけ、この緊張感を楽しむ。
これも、知らない土地を訪れた楽しみ。
基本的にお通し、お刺身、魚料理(煮付け)の3品コースで千円。
漁師の主人が獲ってきた魚が出る。オーダー不用。その時ある魚がメニューだ。
その日は、アワビのお通しに、ヒラメの刺身、カサゴの煮付だった。
地元のお魚を楽しむためのお店だ。
暫時、我々は地元の馴染み客と杯を交わし、重ね、スペシャルな料理に舌鼓をうち、スペシャルなひとときを過ごした。
高級とは何か。至福だった。
地魚料理・漁師料理の店
喜鮮 仁
http://www.chugoku-np.co.jp/gourmet/020207.html