大学2年の時に作ったチョッパー。
友人と2人、徹夜して作った。
無論、大学の課題とは何の関係も無い。
主な部品や材料は校内で強引に調達した。
フロントホイールは、同級生が乗っていた実用車のもの。
このホイールがなかったら制作する気にはならなかった。
無断で拝借した。
もう後の祭りなのだ。
だが、諦めてくれた。
シートは、金がないので発泡素材を成形し、帆布を女子学生に縫ってもらい、カバーにした。
チョッパーに合うハンドルはなかった。これで、イメージが決まってしまう。仕方がないので購入。
塗装は、手持ちエナメルの刷毛塗り。
エナメルは乾燥が遅いが、ツヤがあるのだ。
当時流行った、イージーライダーを観て感化されたのだが、同時に、我々はモーターサイクルに夢中で、このバイクの運転フィーリングを、ぜひとも確認したかったというのが最大の動機だった。
操縦性は、思ったより安定感がなく、多少落胆した記憶がある。期待ほど面白いものではなかったのだ。
だが、学園祭では、大いに受けた。
大学の課題は、まったくやる気が起きなかったが、何故か、熱い思いは充満していた。鬱屈したモヤモヤもあったが、我々は無邪気で元気だった。
戻りたいとは思わないが、久々に見たこの写真に懐かしさを覚えた。
[備考]
図面も描かずに制作した。詳しいプロセスは覚えていない。
バックレストは、砂を詰めて曲げた。シート下には補強メンバーが入っている。
パイプ端面はつぶしてアクスルシャフトが通る穴を開けた。どうやって加工したか記憶にない(パイプをつぶす加工のこと。中に詰め物をしないと綺麗に潰れないから)。
[参考までに]
次の加工は、山口オートペット(2stroke/50cc/3speed)用のエクスパンションチャンバーだった。
高速設定にしたつもりだったが、直径が大きすぎた。それでも、途中からぐーんと伸びていく感じに痺れた。