画像は、短大時代に指導した学生の1984年度デザイン科卒業制作作品。
2人の学生が、1つのコンセプトに基づき、各自の解釈で仕上げたバイク。
大まかなコンセプトは、以下のように記憶している。
フォルムの斬新さの追求。
サスペンション付きの可能性。
操縦系と駆動系のユニット化、等々。
その上で、駆動系のユニット化(標準化)を進めた。
サブフレームにアルミダイカストを想定。
この部分の共通化を図り、バリエーション展開を行う。
サブフレームとメインフレームはファスナー(ボルト類)により締結され、容易に分解、交換できる。
1984年当時は、BMXの黎明期であり、単なる軽快車、ママチャリ全盛時代で、自転車の低迷期という印象だった。
そんな中での、新しい自転車――アルミ製サブフレームを駆動系とするBMX車への提案である。
サブフレームは機械科とのコラボレーション。MC(マシニングセンター)を使用し、アルミを削り出した。
もう少し肉抜きし、リブを出したかったが、MC担当官が動いてくれず、最低限の加工で終わったのは残念だった。
イエローバイクのシートは自作FRP製。
今では、マウンティンバイクの隆盛と共に、サス付きは当り前になり、当時は考えられない様々な自転車が登場している。
26年前の考え方としては、多少面白かったのではないかと思っている。
くしくも、当ブログで、10/22に取り上げた「Onion Bikes」の「No welding System」に若干近い?(比較自体が失礼?)。
自分自身も自転車が好きで、大学での卒業制作には自転車を選ぶつもりでいた。
結局、テンション構造の椅子の誘惑がまさったのだが・・。