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/012011
日本と米国の2輪駆動自転車を紹介してきた。
両車共、前輪にフリーホイールハブを装着している。
コーナーなどでハンドルを切ったときには、前後輪の軌跡が違うため、車輪の回転数も変わる。
その場合、前後輪が直結状態だと旋回できない。そのため、前輪に装着したフリーホイールハブで前輪を空転させ、駆動を逃がしているのである。
当然、その間には、2輪駆動状態ではなくなる。これでは、何のための2輪駆動車なのか分からない。
これをメカ的に解決するには、自動車と同じように、デファレンシャルギアを組み込むしかない。
(前輪だけモーターアシストという手段もあるが、全てメカ的解決を目指したいではないか(個人的ロマン?))
所が、日本でデフ付きの2輪駆動自転車を自作してしまった方がいたのだ(!)。
「Dual Drive」。
サイトで、詳しい説明がある。
これまでの2輪駆動自転車の記事は、この自転車を紹介するためだったと言っても過言ではない。
実は、デフを組込むメリットは、もう一点ある。
ハンドル操作によるバックトルクの影響が、問題ない範囲に収まるということである。
これは大きい。
クリスティーニ(米国の2輪駆動自転車メーカー)は、この対策を施していない。
ある体験者が言うには、危なくて乗れないという(多少オーバーな言い方かもしれないが・・)。
上記2点を考えただけでも、デフ化は必須だと、私は思う。
では、デフ方式のデメリットは ―
1.自動車で我々が経験するように、片輪が空転した場合、非空転側の駆動がなくなる。
[解決案]
リミテッドスリップデフにする。
レバー操作等により、パートタイムでデフロックを掛ける機構を付ける(素人考え)。
ただし、空転側に軽くブレーキを掛け、抵抗を与えれば復帰すると思われるが・・(車の場合、サイドブレーキを掛けるように)。
参考:デフを持たない市販2輪駆動車の場合、コーナーで後輪が空転すると、駆動していない前輪に自動的に駆動がかかる。
2.市販2輪駆動車のように、汎用パーツを用いた変速機構を利用できない。
[解決案]
車と同様、デフの前に変速機構を組込む必要がある。
(出力→変速機→デフ→パワーの配分・伝達)
クランク内に内装式変速機を組込めばいいのかもしれない(素人考え)。
(注:余計な「素人考え」など加えましたが、見逃して下さいますよう)
画像を見ると、2輪駆動化にはこれほどの装置が必要なのかと、思われる方もいるかもしれない。
バイクの2輪駆動化は結構面倒なのだ。だからこそ、チャレンジの意味がある。
ただし、作者の制作動機は単純。
「本物の2輪駆動車に乗りたい!」
もの作りにおいて、ジャンルは違えど、動機はいつもシンプル。
夢とロマンが、もの作りの原点。
実にいいなと思う。
久々に素晴らしいものを見た。

現在の日本では、未だに「最悪の中国リスク」が、ほとんど知られていない。
いつものように、何故か、マスコミがあまり取り上げない。
かなりの数の友人達も、好むと好まないに関らず、会社の事情で中国に出向いている。
彼らが突然拘束され、帰国できない状況が発生する可能性も高い。
最悪のチャイナリスクとは、「中国民事訴訟法231条」のことである。
以下、作家・三橋貴明氏のブログより参照させて頂きました。http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10680363035.html
07年頃、やたらと「韓国企業の中国からの夜逃げ」のニュースが報じられたのを覚えている方も多いかと思う。
あの大量韓国企業夜逃げ事件を受け、中国共産党がいわば「夜逃げ防止法」として07年秋に作ったのが、「中国民事訴訟法231条」である。
この法律は、中国で「民事上の問題(要はカネの問題)」を抱えている外国人に対し、法的に出国を差し止めることができるという内容なのだ。
内容は以下。
中国民事訴訟法231条
「被執行人は法律文書に定めた義務を履行しない場合、人民法院は出国制限をし、或いは関係部門に通達をして出国制限を協力要請をすることができる。
出国制限される者の具体的範囲としては、被執行人が法人或いはその他の組織であった場合、法定代表人、主要な責任者のみならず、財務担当者等債務の履行に直接責任を負う者も含む」
231条は、極めて「拡大解釈」しやすい条文になっている。
何しろ、「法律文書に定めた義務を履行しない」が条件で、「主要な責任者」を出国停止にできてしまうのだ。
本法律が施行された結果、中国に進出した企業で働く労働者が、日本人だけでも百人近い(台湾人は桁が違う)人々が「出国停止」状況になっている。
この法律が恐ろしいのは、例えばある企業が商標法違反などをでっちあげられ、原告が裁判官を買収し、被告企業に損害賠償が命じられた場合、その支払いを果たすまで被告企業の関係者(主要な責任者)を中国からの出国停止措置にすることができる。
また、現在、中国で事業活動を行っている日系企業が、ベトナムなり他国へ移転しようとしたとき、でっち上げた債務問題を理由に関係者が出国停止を命じられる可能性もある。
そして、最も問題だと思うのが、この法律が最近できたものとはいえ、日本では全く周知されていないという現実である。
中国の領事館に勤める外務官僚さえ、この法律の存在を知らず、無論、国内マスコミが大々的に報じたことはない。
現実に日本の企業関係者が不当に中国からの出国の差し止めを食らっている以上、これは事実上「中国による人権侵害」あるいは「中国による拉致事件」も同然である。
日本政府は、本法律の中身と危険性を、大至急、中国に進出しようとしている企業に周知徹底しなければならない。
また、中国に進出しようとしている企業経営者、あるいは進出した企業経営者は、是非、本法律と事例を理解した上で、ビジネス展開しなければならない。
以下、参考事例を転載する。
「中韓を知りすぎた男」よりhttp://kkmyo.blog70.fc2.com/
「いかに中国から撤退するか」
中国国内の工場でストライキが相次ぎ、中国に生産拠点を移してきた外資系企業に衝撃を与えている。日系企業でもホンダやブラザー工業が一時生産停止に追い込まれた(12日、産経新聞)
このことに対して英フィナンシャル・タイムは「中国におけるホンダ」と題した記事で、事件は完全に自発的なストライキであり、背後で糸を引く存在が見えないと書いています。
フィナンシャル・タイムスは一流でもこの記事を書いた記者は中国のことがまるで見えていません。ニューヨーク・タイムスも今回の事件について同じような間違った見方をしています。
日本人は常に海外の一流新聞の記事を鵜呑みにしてしまいがちですが、これらの一流紙は中国が2007年に新しく作った労働者保護に力点がおかれた新法を忘れています。
この法律は労働者の解雇を制限する「労働契約法」で事実上、労使間で「終身雇用」契約を結ぶことを強制しています。違反した場合は賠償金支払いを義務つけています。
この労働契約法によって賃金を下げられないどころか、解雇が出来なくなります。すなわち裏を返せば賃上げのストを決行しても首を切られる心配がなくなります。
この法律は2008年1月からすでに施行されています。この法律の危険性は中国も重々承知です。つまりこの法律によって外資の投資がなくなり、外資系の企業が逃げ出してしまえば元もこもありません。
そこで中国は2005年くらいから外資系の企業の反応を見るために日系企業で試しています。
2005年7月頃、中国大連市で日系企業8~10社(東芝、キャノン、その他)の工場で賃上げを求める中国従業員のストライキが続発、約1万人以上が参加して、2~3日間実施されました。
中国政府が後ろで糸を引き、大連市が積極的に抑え込みをはかりました。つまりマッチポンプです。結局大連市が強引にスト解除に動いてくれたことによって日本の各企業は安心してしまったのです。
このストによって賃上げが成功し、その後も何事もなかったように工場は稼働して、日本からの新規の投資も切れることはありませんでした。
当時私は山東省威海で契約式合弁工場を中心に青島や煙台で工場を稼働させていました。過去ブログでも私の著書「コラ!中国いい加減にしろ」の中で詳しく述べていますが、いつでも逃げ出せるように法人各を持たずに威海工場を運営していました。
この事件のあと威海工場の総経理(中国工場のトップの名称)が私の出張の時、「当工場も従業員の給料を上げなければいつストが起こるかもしれない。
当然その分を考慮して、出し値も上げて貰う必要がある。」と強硬な態度で迫ってきました。
時を同じくして、青島や煙台の工場でも同じような値上げの要求をされました。
青島や煙台は不定期の単品ごとの契約です。発注さえしなければなんの問題もありません。
しかし威海工場は「契約式合弁会社」で全量当社の製品を作っています。
発注を突然止めれば日本の会社が困ります。
ここで参考のために当社が考えた契約式合弁の契約内容を簡単に説明します。
○独立の法人格をもたせず、当事者双方の共同管理で運営する。
○但し日本側は工場経営には一切関わらない。
○中国側が従業員と建物、日本側が設備と技術を提供。
○期限満了時(3年)に全ての資産を中国側に無償で引き渡す。
○出資額の評価の上で出資比率に応じて権利や責任を決めることなく全て契約で取り決める。
簡単に書くとこのようなことです。法人格を持たないこのやり方だと中国の怪しげな法律に縛られることなくいつでも逃げ出すことが出来ます。
当社が設置した機械の耐用年数は日本の税法では5年、実際の耐用年数は10年くらいです。機械を投入した威海工場は2005年時点ですでに11年がたっています。
3年で全ての資産を中国側に無償で引き渡す代わりに商品の約5%を値引きする文言も入っています。この値引きのお陰で全ての(付帯設備も含む)投資金額はすでに回収しています。
ここで契約式合弁会社である威海工場から手を引いても損は一切ありません。
威海工場の要求は50%の理不尽な値上げです。もちろん交渉次第で40%くらいに下がることはわかっていますが、あえて交渉せず飲むことにしました。
何故なら逃げることを決意していたからです。勝負は3~6ヶ月の間です。
この間に威海工場で製造している製品を他の工場に振る必要があります。
最初からこのようなことを想定してすでに威海工場だけに頼らず青島や煙台、その他の工場で時たま発注をかけていました。これらの工場の値上げ要求は約20%です。
これらの工場とは今後技術指導、特殊な機械の導入と数量と回数を増やすことを条件に値上げをさせませんでした。
(今日も長くなりそうなのでこの続きは次回にて)
「中国撤退「蟻地獄」」
前回、当社の中国撤退模様を少し書いてみました。当社は最初から中国撤退を想定して中国投資をしました。だから何の痛みもなしに中国を逃げ出すことが出来たのです。
ところが他社の中小企業は中国工場と合弁し会社を作ってしまいました。
法人格をもてば当然のごとく中国の法律に拘束されてしまいます。
つまり撤退が簡単に出来なくなるということです。機械設備の没収はもちろんのこと、資産も合弁相手に全てとられてしまいます。中国には会社解散の法律が完備されていません。
解散するには合弁を認可した役所と合弁相手の中国董事(重役)の了解がいります。そして双方の了解をもらうために莫大な違約金を要求されます。
違約金が払えないと法律的には永久に中国従業員の給料をはらい続けなければいけません。まさに蟻地獄です。これを避けるには日本本社を倒産さすか、解散さす以外方法がありません。
大手企業や外国の会社はこの危険を避けるために香港にダミー会社を作ってそこから中国本土に投資します。香港ではダミー会社の事をシェルカンパニーといって誰でも簡単に会社を買ったり、作ったりすることができます。
日本の中小企業は中国人の怖さも知らず、安易に直接中国へ進出してしまい結果地獄を見ることになってしまうのです。
話を前回の契約式合弁会社である威海工場との抗争に戻します。威海工場の計算は、この日本の会社はいまさら他社に振れば新たに設備投資をしなければいけない。だから50%の値上げでも飲まざるを得ないと強気に出たのです。
ところが当社はこのようなことを当初から想定して準備していました。
威海工場が突然豹変した時点で徐々に発注を減らし 3ヶ月後には半分にして、4ヶ月後には突然発注をゼロにしました。
その時にはすでに青島と煙台の工場が威海の生産を全て引き受けていました。
特に青島の工場は総勢約1000人の大工場です。我々のために一角を開けて待っていてくれていました。
当社も3年かけて特殊な機械を投入して徐々に発注を増やしていました。
威海工場との抗争をダラダラ書いていると又長くなります。私が言いたいことは、中国人は常に相手の弱みを握ることが行動原理の第一だということを肝に銘じる必要があります。
弱みを握られると態度が一変に豹変します。日本の政治家もハニートラップや金という弱みを握られて自由に操られています。
中国の弱みは外国投資がなくなることが最大の弱みです。だからニュースになりやすい大企業に対しては慎重にならざるをえません。しかし末端の中小企業に対しては露骨に脅迫、嫌がらせをして金をふんだくります。
中国は労働コストが上がったと言ってもまだ日本の10分の一です。ストで給料が倍になっても大企業はまだ撤退はしないと思います。
大企業は工賃の安さだけでなく、少々労働コスト上がっても中国市場で売るために現地で作るというシステムにこだわっています。まだ何回も何回も痛い目にあわないと分からないと思います。
今日の結論です。中国人と付き合うには弱腰は非常に危険な対応です。常に強硬な態度をとらないと、逆に身に危険が及びます。
他人につけ込まれる前に、他人の弱みに付け込めというのが中国人の行動原理の第一だということをよく覚えておいてください。
昨日、アクセス解析プラグインをインストールした。
ワードプレスには、多くのプラグインがあるので、大変助かる。
所で、驚いたことに、当サイトを訪れた「検索キーワード」の中では、「ロケットストーブ」が極めて多い。
ロケットストーブへの関心はそんなに高いのか?。
関心の高さの理由は、効率が良さそうだということだろうか。
しかし、燃焼効率が高いために、薪の使用が半分で済むなどのオイシイ記述は多いが、客観的な評価が分からない。
使っている方の率直で、公平な感想が欲しい所である。
とはいっても、自分で設置する状況にはないのだが・・。
というのも、設置したくとも、躯体が大きく、なかなか居間等には設置できない。
これは、一般的に紹介されている暖房用ロケットストーブのデメリットであろう。
また、このストーブへの疑問としてあるのは以下の点である。
上から薪を入れて点火するようになっているが、点火時に煙は室内側に出ないのだろうか?
つまり、ヒートライザー(本体内部の断熱された煙突)はじめ、ストーブが暖まっていない状態で、煙の引きに関しての疑問がある。
このストーブの特徴は、ストーブ本体からすぐに水平方向に煙道を設置しても引きがいいということである。
いや、引くというよりも押し出されるという感じらしい。
つまり、ヒートライザーは十分に断熱される必要があり、断熱によって、高温を保った燃焼ガスが、横煙道の煙を押し出すというのである。
最近読んだある方の意見は、ヒートライザーを昇りきったガスは、上部空間で解放、膨張する。
急に膨張すると圧力が下がる、圧力が下がると温度も下がる。
そして、ヒートライザーとアウターケース(ドラム缶)の隙間を下方に下がっていく、とある。
温度が下がったガスは、断熱壁のためにヒートライザー内部の熱の影響を受けず、それどころか、熱交換器としての、低温のアウターケースのためにさらに冷やされ、重くなって下降し、横煙道のガスを排出させる。
・・・ということだろうか?
この意見が、正解かどうかは、私には判断できない。
ただ、ロケットストーブは奥が深いなと思った。
現在、販売されている国産の2WDバイク。
「Fortuna」ブランド。
後輪から、駆動力をチェーンで前輪に伝えるタイプの2WD。
「Fortuna」社のWebサイトの、2010/09/21の記事によると、
二輪駆動自転車「FORTUNA」プロトタイプを完成。ハンドルを切りながらでも前輪を駆動。 大幅な軽量化を実現し、走行性能を向上。(株)GFIX及び(株)VISIXは、東京理科大学より二輪駆動自転車特許の独占的実施権を共同にて取得し、(株)GFIXが開発。
とある。
また、2010/11/08の記事では、
株式会社GFIXは、日本ロボティクス株式会社と共同開発した、新型AWD自転車(二輪駆動自転車)「FORTUNA」を製品化。従来の二輪駆動自転車の問題を、特許出願技術「ダブルジョイント」で解決。高い走行パワーと安定性を実現。モデル名「FORTUNA-DREAM」を、2010年12月中旬より販売開始予定。
とある。
特に、ハンドルを切りながらでも前輪を駆動し、従来の二輪駆動自転車の問題を、特許出願技術「ダブルジョイント(注1)」で解決。
これだけ読んでも、すごいバイクができたものだと思った。
「ハンドルを切りながらでも前輪を駆動」できるとは、前回紹介した「クリスティーニ」も、実現できていない。
どうやって前後輪の回転差を吸収したのだろうか。興味と関心は高まる。
また、特許「ダブルジョイント」の意味とメリットは何なのだろうか。こちらも、疑問と関心は高まる。
「ダブルジョイント」の考案者は、「Fortuna」の共同開発社「日本ロボティクス株式会社」の代表者である。
そして、「ダブルジョイント」は、素人の私が見ても、トルクステアの影響を避ける装置ということは判る。
ところで以前、(有)シェスコ(Shesco)が「2WD BIKE」を販売していた。このバイクには、ギア式のトルクステアキャンセラーが付いている(注2)。
東京理科大の小林氏と「日本ロボティクス株式会社」の共同開発による装置で、スムーズなハンドリングを実現しているという。
「ダブルジョイント」よりも、ハンドルの切れ角は大きく取れそうだが、「FORTUNA」に採用しなかった理由とは何だったのだろうか。
コスト?、重量?、パテント問題?、機能性?
最大の疑問点。
「FORTUNA」は、ハンドルを切りながらでも駆動がかかるとある。
メーカーサイトを見ても、ネットで検索しても、その理由がどうしても判らないから、メーカーに問い合わせた。
担当者は、前後輪は、同期する。よって問題なく前輪を駆動するとのこと。
同期するとは、前後が同じ回転になるということである。
デフも付いていないのに?、よく判らない。
説明による私の理解は、「タイヤとフレームの捻じれと、滑りやすい路面で、ある程度パワーを掛けて漕ぐことにより、後輪がすべり気味になり、前後輪は同期する」ということ。
担当者は最後に、前輪にはフリーホイールハブを入れてあると言った。
「!!!!」
フリーホイールハブを入れてあるということは、サイトには書かれていない。
フリーホイールハブを入れてあるが、コーナーでも前輪は駆動されるという。
コーナーでも前輪を駆動するということは、同期するということである。その瞬間はあると思うが、フリーホイールハブが入っているということは、前輪を駆動しない瞬間も、必ず(いや大いに)あるということだ。特に滑らないロードではそうだろう。
そしてそれは、サイトの謳い文句に反する。
これでは、トルクステアの問題からは解放されているが、クリスティーニと変わらないのではないかと思う。
他の疑問として、ハンドル切れ角は、一般的なバイクに比べて狭いが、実用上問題ないのか?
従来の2WDの問題を解決し、高い走行性能を実現したとあるが、個人的には、(有)シェスコが販売していた2WDとの違いも知りたいところである。
感じたのは、サイトでの説明が少ないということ。
開発者の2WDへの熱意は理解できるだけに、ちょっと残念な気がする。
何しろ、実際に試乗してみないと最終的な判断、評価はできないと思うが・・。
注1:等速ボールジョイントを2つつないだようなジョイント。ハンドルの切れ角は最大60度。
注2:1つ余計にギアを噛ますことにより、ハンドルを切った方向とは逆方向に前輪へ行くシャフトを回す。これにより、シャフトはハンドル操作の影響を受けない。
上下2組のギアで構成されているが、基本的に下のセットだけで機能する。上のセットは、シャフト上部の支持用。
クリスティーニも、フォーククラウン内部のチェーン駆動の前に、もう1つギアを入れればキャンセルできるのに(何とかスペースはありそう)、パテント問題でできないのかな・・と思う。
画像上・中は、Green Mobility Vol.13から。
画像下は、「みるなるみ」から転載致しました。
画像は、短大時代に指導した学生の1986年度卒業制作作品。
トロコイド推進機構を利用した遊具である。
この卒業制作の真の目的は、トロコイド推進機構はどんなものなのか、利用できるものなのか、応用できるものなのかを確認するためだった。
(ペダル駆動による遊具として具現化するには、多少無理がある感じは否めなかったが)
今日のように、高性能バッテリーがあれば、モータ駆動による室内用途の可能性を探っていたかもしれない。
兎も角、トロコイド推進機構という、一種のオムニドライブには魅力があったし、効率は低そうだったが、ハンディキャップのある方や、子供用として、可能性を感じたのだ。
◎トロコイド推進機構とは
回転板に取り付けられた駆動輪(今回の場合キャスターを使用)は、回転板の回転と共に、出力軸を中心とした公転運動を行う。
駆動輪は、回転板にキングピン支持され、タイロッドに相当するプッシュプルリンクを介し、コントロールレバーと連結されている。
コントロールレバーの操作により、駆動輪は別々の方向に首を振る。
つまり、駆動輪は、公転運動を行いながら、周期的に首振り運動を行うことにより、一定方向にコーナリング フォースが発生する。
首振り角度の変化量が増せば、コーナリングフォースも増加するため、連続的な増速が可能であり、減少させれば、ブレーキとして作用する。
また、コントロールレバーを任意の方向に傾斜させることにより、任意方向(全方向)に進むことができる。
つまり、特別の操縦装置と変速装置なしにコントロールレバーだけで、進行方向、速度、ブレーキをコントロールすることができるのである。
ちなみに、駆動輪の描く軌跡が外トロコイド曲線(注1)となる。
最高時速は4km程度に想定した。
このブログは研究紀要ではないので、詳細は割愛するが―
実際に子供による操縦で、この機構の検証と特性は確認できた。
見事、自由自在に動き回ることができたのである。
ただし、プロトタイプであること、限られた予算のため、余計な加工はできない。そのために重くなったこと、加工精度の問題で擦動抵抗が大きかったこと等により、子供による駆動は大変だった。
スタート時に、コントロールレバーを最大まで押してしまうため(首振りが最大になる)、スタートが難しいという問題があった。
これは、首振り角度を取りすぎたという問題からきており、事前に想定できなかった部分である。
率直に言って、個人的には、モーターか、エンジン駆動にしたら、実に楽しい乗物になるだろうなという感想を持った。
今回も、機械科とのコラボレーション。
メカ部分の基本設計は私が行い、詳細設計と加工は機械科(学生)が行う。
また、発明者でもある、ワンダービークル技術研究所の六車義方氏の了承と協力の下で行った。
デザイン(スタイリング)的には評価対象外だと思っている。それ以前の、可能性の確認としての、プロトタイプ(スタディモデル)段階と理解して欲しい。
短大在職中、最も苦労したテーマの一つ。
しかし、喜びも最大だった。教育機関勤務の醍醐味。ただし、客観評価は別として。
注1:動点が回転体の外側にある場合の、動点の描く軌跡(高トロコイド(Superior Trochoid)ともいう)。

暮から雪。
今日も積もる。
音は吸収されている。
ふと、遠くから真鴨の鳴き声が、聞こえた。
以前暮らした、宮城県築館町を思い出す。
東北も実によかった。
とりわけ、冬はいい。
何しろ、魚と酒が旨いのだ。
室内では、ソーダストⅡが稼動中。
室温22度、湿度40%前後。
今まで生きてきて(!)最も快適。
暮に会った友人が、仕切り直しだという。
このまま終われない。
―そう思う。
あるセミナーで、能天気な元教授が、不況下の今はチャンスだとのたまった。
その言葉が、説得力を持っていた時期は、まだよかった。
消耗戦が展開して久しい。
しかし、このままでは、終われない。
友人の志も高いのだろう。
―かくありたい。
200年遅れで、Chinaが帝国主義の姿を明瞭にしつつある。
民主化が先か。
バブル崩壊が先か。
民衆の抑圧の徹底が先か。
あるいは、私の、杞憂か。
すべからく、祖国の平和を軍事力が担保しているのは、諸外国の常識。
ナイーブな平和運動を鵜呑みにするのは、ナイーブな日本人だけだということは、白人種と話すと納得できる?。
竜馬には感動するが、彼らが賭して守ろうとした祖国への憂いを嘲笑するのは何故。
このまま終われない。
素晴らしいフォーク ファニチャーにランクされる、三種類の椅子がある。
ウィンザーチェア、スラットバックチェア、ツーボードチェアである(画像はこの順番)。
古くから作られており、今も作られ、飽きることなく使用されている椅子である。
(ただし、ツーボードチェアは若干ポピュラーではない印象)
ウィンザーチェア、スラットバックチェア(ラダーバックチェアとも言われる)は、元来、グリーンウッド ワーキングの技術を基にした椅子である。
ウィンザーチェアは英国で誕生した。
地中海沿岸地方で生まれた、スラットバックチェアは、中世には存在し、総生産数世界最多と言われる。
ツーボードチェアは、フィドルバック(fiddle-back)チェアとも言われ、背もたれと、座面の2枚の板からなり、座面に脚が付く簡単な構造で、通常は、背もたれに彫刻(レリーフ(カービングともいう))が施されている。
アルプス周辺地域(南ドイツ、オーストリア、スイス)のティンバー フレーム住宅に施されたウッド カービング技術が投影された椅子である。
そして、ウィンザーチェア、スラットバックチェア等のグリーンウッド(生木)を用いる椅子の貫部品と同様、十分乾燥されたパーツで作られてきた。
Fiddleとはバイオリンの意であり、背もたれがバイオリンの形状をしたものが多いため、このように言われる。
ツーボードチェアは、日本では、ペザントチェアと呼ばれるが、英国では、ツーボードチェアかフェドルバックチェアだ。
ペザント(peasant)とは、農民、田舎者という意。
日本での通称は正確ではないと思っている。誰かが、そのような説明を受け、ペザントチェアと、言い始めたのかも知れない。
ウィンザーチェア、スラットバックチェアだって、歴史的には同じようなものであるからだ。
「Peasant」で検索すると、ペザントチェアは出なくて、ウィンザーやスラットバックチェアが数多く出てくるが、その事実を証明している。
どの椅子も、非常に合理的な構造、意匠を持っていて、共に飽きがこない。
目を奪う目新しさを求めることは難しいが、基本に忠実に作られたそれらの椅子は、おそらく、色あせずに使われ続けられることは間違いないと、思っている。
今年も、相変わらず、グリーンウッド ワーキングの椅子をベースにし、シンプルでモダンにアレンジした椅子を作っていこうと思っている。
画像上、中は当椅子サイト「Standard Chair」から。
画像下は、「Schweizer bau dokumentation」から引用させて頂きました。