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  1. 2011/03/31  遅滞した原子炉対応、速やかな避難 (0)
    2011/03/25  続・Fukushima50 (0)
    2011/03/22  Fukushima50 (0)
    2011/03/13  天災後の人災に注意 (0)
    2011/03/01  ソーダストストーブⅡ:使用感・追加事項 (3)

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原子力安全保安院は、東日本大震災当日の11日夜、東京電力福島第1原発事故に関し、3時間以内の「炉心溶融」を予測していた。

また、翌12日未明には、「炉心損傷」を示す、放射性ヨウ素、高レベル放射線が検出され、原子炉に対する応急措置の即時実施が迫られた。
しかし、実施まで半日を要した。

その理由は、12日午前に菅直人らが、予定どおり現地上空をヘリコプターで視察するため、緊急措置を延ばしたためである。

保安院は、11日午後10時に「福島第1・2号機の今後のプラント状況の評価結果」を策定した。

炉内への注水機能停止で50分後に「炉心露出」。
12日午前0時50分には炉心溶融である「燃料溶融」に至るとの予測。
12日午前3時20分には放射性物質を含んだ蒸気を排出する応急措置「ベント」を行うとしている。

保安院当局者は「最悪の事態を予測したもの」とし、この評価結果は、11日午後10時半に首相に説明されていた。

この後、12日午前1時前、1号機の原子炉格納容器内の圧力が異常上昇。
4時ごろには1号機の中央制御室で150マイクロシーベルトのガンマ線、5時ごろには原発正門付近でヨウ素が検出された。

事態悪化を受けて東電幹部と班目(原子力安全委員会・班目春樹委員長)らが協議。1・2号機の炉内圧力を下げるため、ベントの必要性を確認、12日午前4時には保安院に実施を相談。また菅首相は5時44分、原発の半径10キロ圏内からの退避を指示。

だが東電がベント実施を政府に通報したのは、首相の視察終了後の12日午前8時半で、作業着手は9時4分。

トラブルがあり、実際に排出が行われたのは12日午後2時半だった。
1号機では排出開始から約1時間後、水素爆発で同機建屋の外壁が吹き飛んだ。

与党関係者は、「首相の視察でベント実施の手続きが遅れた」と言明。
政府当局者は「ベントで現場の首相を被ばくさせられない」との判断が働き、現場作業にも影響が出たとの見方を示した。
政府に近い専門家は「時間的ロスが大きい」とし、ベントの遅れが海水注入の遅延も招いたと解説。

海外からも非難されている、政府の事故対応。
管の不必要な上空視察が、原子炉の対応を遅らせたのは事実である。

所で、政府は、原子力安全・保安院の職員ら7名を、福島第1原発からおよそ5キロ離れた「オフサイトセンター」で待機させていたが、15日午前、第1原発からおよそ50キロ離れた郡山県庁まで退避させた。

地域住民に対する避難指示は、地震直後に周囲3キロ圏内、翌12日に10キロ圏内に拡大され、職員らが移動した15日は、20キロ圏内であった。

同院は、放射線濃度が落ち着き始めた22日、2人の職員を現場に戻したが、住民無視で、職員は安全圏に移していたことになる。

保安院の西山英彦審議官は22日の会見で、職員を福島県庁に撤退させた理由について「安全性に問題があり、人間が暮らすには不便が多かった」などと釈明。
食料などの物資の運搬が困難なことを理由に挙げているが、額面通りに受け取る人はどれだけいるか。

劣悪な環境下、日本を救うために懸命な作業を行っている「Fukushima50」の方々もいる中、住民には20Kmで安全といい、原子力保安院は50Km退避という事実があった。
(この記事の元ソース先(新聞社系サイト)は、削除されていた)

続・Fukushima50

2011/03/25

Mail OnlineAs five are reported dead, will nuclear officials ever reveal the true heroics of Japan’s ‘Fukushima Fifty’?
(5人が死亡したと報告されているが、核関連当局者は、真のヒーローである「フクシマ50」を明らかにしたのか?)

「Mail Online」(3月20日)からの翻訳転載である。

海外のメディアは、「フクシマ50」への関心が高い。そして、日本の関係者、メディアがそれを報道しないのか訝しく思っている。
ただし、彼らは、危険区域で生命を賭して作業する男達への尊敬と賞賛を惜しまない(逆にこちらが感動してしまう)。

この記事は、すでに5人が死亡したと述べている。
これは事実か?。
あるいは、日本の関係者が、真実を隠蔽しているのか?

また、作業員のほとんどが、命を失う認識で書かれている(既に5人死亡していれば当然か)。
国内での認識の違いは、我々が、本当のことを知らされていないせいなのか?
そしてとうとう、3名が作業中に被爆した。大丈夫だろうか?

以下、記事内容。
最後にコメントを2つほど紹介する。

「フクシマ50」とは、日本の核の危機の最中で、自らの生命を危機にさらしている無名の低・中間管理職達である。

しかし、安定化したように見える被災した福島原発で、原子炉災害から日本を救おうと戦っているヒーロー達、いわゆる、「フクシマ50」に関し、発電所のオーナー達は、今だ頑なに口を閉ざしている。

オーバーヒートにより制御不能と思われた今週始め、同僚の750人が避難したにもかかわらず、50人の重要な作業員が炉心溶融を止めるため、発電所にとどまった。

現在5名が死亡、15名が負傷し、他の作業員達も、オーバーヒートした原子炉や、使用済み核燃料棒を冷やす作業による被爆が死をもたらす事を知っている

最初の50人の勇敢な作業員には、後で150人の同僚が加わり、発生した連続爆発によって、使用済み燃料棒からの放射する放射線の被曝限度まで交代で作業にあたっている。今日、より多くの作業員が加わった。
日本は、危機の高まりの中、親族が悲痛なメッセージを上げている作業員達を再集合させている

ある女性は、夫は、放射線で被爆する事を承知の上で作業を続けていると言う。
彼は、「元気で、暮らしてくれ、自分はしばらく帰れない」とメールを送ってきたという。

ある少女のツイートをABCが翻訳している:「お父さんは、原発に行きました。お母さんがこんなに悲しんでいるのを今まで見た事がありません。原発にいる人達は、みんなを守るために命を犠牲にして努力しています。お父さん、どうか生きて帰ってきて」

「おおつきみちこ」という独身女性社員は、今週、日本のソーシャルネットワーキングサイトで、「寡黙な」同僚のために、危機が増しても彼らは「逃げ出したりはしない」と、強く主張した。

彼女のブログの書込みを「The Straits Times」紙が翻訳している:
「人々は、原発のオペレーターに怒っています。しかし、東電のスタッフは、自らの生命を危険にさらし、逃げる事を拒否して作業を続けています。どうか、私達を攻撃するのを止めて下さい」

「私は、東電の社員として、また福島第2原発チームの一員として、昨日(月曜日)まで危機に対応してきました」

「津波警報の中(先週金曜日)、対処方法も見えない午前3時、確実に死ぬという認識の下で、私達は原子炉の復旧作業に当たっていました」と、彼女は話す。

「原子炉の冷却装置は海のそばにあり、津波で破壊されていました。
みんな、それを修復するため必死で働いていました。疲労と空腹と戦いながら仕事に就いていたのです」

「家族と連絡が取れない多くの作業員がいますが、現在の状況に立ち向い、必死で働いています」

災害時に、作業員がさらされる最大被爆リミットは、100~250ミリシーベルトである。

損傷を受けた施設から漏れた最大放射線は、1時間当たり400ミリシーベルトで、放射線が非常に危険なレベルになったことで、現場は、水曜日に数時間放棄された。
このレベルで4時間被爆すると、放射能疾患を引き起こし、癌のリスクが増大する。

災害の最中にいる作業員達は、自殺的なミッションに就いていると、ある専門家は推測する。

以下、この記事へのコメント。

私は、これまで聞いた中で最も勇敢な行為だと思う。彼らの死後、彼らの勇気と自己犠牲が認められ、また、彼らの家族が保護される事を願う。神と共にあることを。 
- Sabina, Plymouth, Michigan, アメリカ, 19/3/2011 22:15

何と崇高でヒロイックな男達なんだ。彼らの名前は日本の歴史に記録されるべきだ。そうすれば、彼らの勇気は決して忘れられる事はない。彼らのファミリーには生活のための全面的な資金援助が与えられるべきである。彼らのファミリーのことを思うと心が痛む。
そんな、素晴らしい夫や父親や息子を失う事は恐ろしい事だ。彼らの自己犠牲が無駄に終わることなく、彼らの勇気ある行動がファミリーを救う手助けとなることを願う。
- caro, south island ニュージーランド, 19/3/2011 22:09

Fukushima50

2011/03/22

一時期よりも危機感は減じてきた印象とはいえ、まだまだ予断を許さない福島原発。
その福島原発で、放射線に晒されながら、命を賭して電源復旧に命をかけている人々がいる。

「フクシマ50」

海外の主流メディアが、彼らにつけたニックネームである。

福島第一原子力発電所で、決死の覚悟で電源の復旧作業に当たっている東電や、関係企業の作業員達。彼らのことを、世界のメディアは、「フクシマ50」と呼び、「真の英雄」と賛美している。

ABCニュース-フクシマ50
画像は、ABCニュースから。
日本のフクシマ50 : 機能不全になった原発に残ることを志願したヒーローたち。
彼らは、機能不全に陥った福島原発の最後の防衛ラインとして働いている無名の勇敢な男達である。
放射能が驚異的なレベルに高まり、関係者が、およそ15マイル退避させられた中、留まった連中である(以下略)。

FOXニュース(USA)は、報道する。
Fukushima50は、原発従業員、警察、消防、自衛隊からなる約180人の人々によって組織されているようだ。

日本のニュース・サイトの多くは、「50」という数字は、“決死隊”の人数だと書いているが、人数は50人ではなく、180人ほどである。

「50」というのは、危険エリアに長い時間、滞在できないので、一度に原発に入る人数が「50人」ということから来ている。
また、「将来ある若者たちに、命の危険のある作業はさせられない」と考えた英雄たちの平均年齢が、50歳ということから、「フクシマ50」といわれたようである。

そこには、自分よりも他を、日本を守りたいという自己犠牲の精神がある。だから、海外メディアの心を打ったのだ。

今日現在、最初の任務を完遂したグループの会見の模様が放映されていた。
部下と、部下の家族を思い、しかし、大儀を自分の使命としたリーダーの涙があった。
自己犠牲の姿は国を超えて賞賛される。
そして、リーダーの奥さんからのメールを、ニュースは紹介した。

「日本を救って来て下さい」

そこには、「何があっても家族は守るから、この危機を救って」と、いうような、信頼と鼓舞があった。
これを読めば、他に言葉は要らない。男は黙して立つのだ。

非常事態の場所ではレイプが多発する。
阪神淡路大震災でも、そうだったと知人が言う。

彼等は、自警団を作りパトロールをしていた。
ある時、アジア系の男が、若い女性を押し倒し、行為に及ぼうとする現場に出くわした。
みんな自分の事に必死だから見て見ぬふりだが、彼は猛然と強姦男に殴りかかった。
やり過ぎて男は死亡した。彼は警察に出頭し、事情を話した。
警官は、忙しいのに俺に言うなよという顔付きで、帰れと言った。
彼は、アジア系男性遺体を瓦礫に放置した。
町は、どのみち遺体だらけだ。

彼は言う。
女性は絶対に、トイレには一人で行くな。
女性は必ず複数で行動しろ、と。

阪神大震災で、最後に訪れた悲惨な災害は、人災だった。
地元の被災者には、そうそういない。
敵は、強奪を目的として外部から入ってくる。
時にはボランティアとして。

大変なときですが、女性の方、どうか気をつけて。

細く割った薪、やや太目の薪をペール缶に入れ、点火するとソーダストを用いる必要はない。
通常の薪ストーブと同じ様に使うことができる。
点火には少量の灯油を用いる(注1)。

ただし、底に穴を開けたペール缶を用いることが前提である。
ペール缶を用いなければ、通常の薪ストーブと変わらないだろう。

穴加工は、蓋と底板に穴を開け、重ねる。二重にするのは耐久性を増すためである。
これを15個用意した。朝と夕方に一度ずつ点火するとして一週間分である。
余った鉄板があれば、それに穴を開けてペール缶の底に落として使用すればペール缶はもっと持つ。
底板が最も高温になり、傷むからだ。

ソーダストが燃えている間は、ソーダストが断熱材になるため、ペール缶は何ともないが、薪を燃やし始めると、ペール缶は真っ赤になる。
ホンマ製作所の担当者は、本体を真っ赤にさせないことが、ストーブの長持ちの秘訣だとおっしゃった。
消耗品のペール缶が赤くなるのは構わない。ただし、本体への熱の影響は少ないため、ダメージが少ないのは間違いない。

このストーブの問題点はペール缶の穴加工である。それさえクリアーできれば、使用感は前回の記事のとおりである。
手前味噌で、過剰によく書いたつもりはない(注2)。
出来るだけ客観的に書かなければ、情報の意味がないからだ。

今日(2010/03/01)は、それほど寒くない。7時に点火し、あまり空気調整口を開けることなく、10時に外出した。
5時に帰宅すると、ほんの少し残り火があった。
燃えやすい細い木切れ、小片等を投入すると、「ゴ、ゴ、ゴ、ゴ」と、燃焼はすみやかに再開した。

注1:園芸用の加圧式散布器を用いている。アタッチメントの長いノズルに交換し、ソーダスト煙道内部に灯油を散布し、灰受け上のソーダストに点火すると、燃焼が始まる。
散布器のジェットニードルとシリコン(?)部品との密着が悪く、灯油が漏れる。これは完全に設計ミスだ。部品を逆にすると密着が増して漏れが止まった。
気分が良くない。ミスミで、耐灯油性の高く、もう少し柔らかいシリコン硬度(ショア)を指定し、この部品を製作した。標準形状があり、各部寸法の変更ができるという便利なシステム。値段は¥500程度。
漏れは、完全に止まった(ただし、ノズル内部に残った灯油は多少漏れる場合がある)。

注2:不必要に良く書いたつもりは無いが、もっと機能的な薪ストーブを知っていたら、この総括は、また違ったものになっただろう。あくまで、個人的主観的な域を出ないことを理解し、参考にして頂きたい。