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片付け

2005年09月19日

実習場の大掃除をしました。
我々シニアボランティアが任地に赴任し、先ず行うことは、現場の掃除整理整頓だとということはよく聞きます。しかし、この作業も実は結構厄介であることを今回改めて実感しました。

実習場には多くの木製の廃物、使えない数々の木工機械が置かれていました。
廃物にしか見えない壊れた木製の机、椅子、ドアは、実は解体し、実習用の材料として使うという予定で保管してあるのです。実際、私はそれらの廃材を用いて子供用の椅子を作りました。

赴任当初から、これらの整理を訴えてきましたが、この国の体制では現場の判断では動くことができません。そこで校長とも何度も話し、校長の承諾をもらいながら、少しずつ整理を行ってきました。校長が決断できない場合は先には進めません(施設長の力量によって裁量は違う)。廃材利用の椅子作りも、私の整頓依頼のリクエストにたいする校長からの逆要請だったのです。

今回、JICAに申請していた木工機械の購入が認められ、それが搬入されたのをきっかけにほとんどの不動機械を処分することができました。同時に多くの木製の廃物を処分することができましたが、それは簡単ではありませんでした。
それは永い間、現地スタッフが、あるいは彼らの指導者が良かれと考えて保管していたものを否定することだったからです。

通常、彼らは私にOKとはいっても動きません。やはり、時間をかけて信頼関係を築き、私の考えを理解し、互いに納得しなければ動いてはくれないのです。だれしも自身を否定されたくないから・・。

予算が甚だしく不足しているということも大きな要因です。貧困は悲しいことです。そのために、廃材に近い木製品や屑鉄も保管し再利用しなければなりません、しかし、機械に関しては修理費用も捻出できないで今まできたのです。

木工科としての体裁は、まだまだだと思っています。しかし、赴任した以上できる範囲、嫌がられない範囲で協力したいと思っています。

(廃棄した大量の廃材はスタッフが自家用の薪として持って帰ります。僕は「ディークワー」(Better)と叫ぶのです)
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