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自ビール悲し

2005年10月10日

暫く前に「銀河高原ビール」撤退のことを書きました。最近、プレミアムビールが売れてるということをネットで知りました。しかし、量産ビールとは違った、様々な出来たての旨いビールを飲める機会は限られているという現状には変わりが無く、非常に残念なわけです。

例えばビールの税率を、生産量年間30Kリッター以下のブリューワリーの場合は半額にするなどの税制改正を行わななければ、個性のあるビールは飲めないのではないかと考えるのです。

「B」というモルトシロップを使って自宅でビールを作り、その旨さに感動した後、偶然に個人輸入についての雑誌の中で自家醸造関連イクイップメントを販売しているショップがリストされているのを発見した僕は、早速カタログを請求し、モルトシロップやエアーロックの付いた密封容器がインクルーズされたビールの醸造キットを取り寄せて自家製ビールを作ったものでした。
巧くできたときの味は「銀河高原」に近いといえば想像して頂けるかもしれません。

欧州ではビールもワインと同様、自家用として楽しむ場合は自家醸造は認められており、特に許可は必要無いそうです。アメリカの場合は年間約750Lまでは無税です(1994年の資料)。
最近は、日本でも一部の地域でぶろく特区などが認定され、醸造が認められていますが、最終的には自家醸造が解禁されなければ本当の意味で醸造文化の享受はできません。発酵は民族の固有の食文化です。それが認められていない国が先進国と言えるか疑わしいところです。

米を発酵させて清酒。そこからさらに発酵させて醸造酢ができ、蒸留すると焼酎になります。焼酎に麹ともち米を加えて熟成させると「みりん」や「白酒」ができます。最終的にこの発酵食文化の流れ、あるいは連鎖が現状では否定されているのが残念です。

注:「みりん」には、よく「本醸造」と書かれています。焼酎と混ぜて熟成させる製造方法を「本醸造」といっていいのか、あるいは正しい「本醸造」の方法があるのか現時点で私は知りません。
永い間、ビールに関して悔しい思いを抱いてきたビール好きの私ですから、書きたかったことを断片的に続けています。
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