個別記事

田舎暮らしに憧れた頃

2005年11月02日

以前から、そして今も田舎暮らしに憧れる人々は多いものだと思います。私もその一人でした。

最近になっても、沖縄を始め様々な地域に引越し、最低限の収入を確保し、悠々自適な生活を送りたいという若者から、定年退職した老夫婦までを様々なメディアで見ることが出来ますし、我が家にもそのような希望を持った方が尋ねてきます。

先日放映されていたNHK、BSTVのプログラム「日本の、しょうらい」では、沖縄に移住した若者(30代、既婚)は、最低限の生活費をパソコンを使った仕事で稼ぎ、後は悠々自適な生活を送っている様を映していました。

この方に対しては、隠遁はまだ早い、社会に貢献した後で良いという方や、価値の多様の時代であり、社会が豊かになった証左であって、特に悪いことではないという意見も見られました。
(ここでは、この問題に関しては触れません)

どうして若いジェネレーションからリタイヤ組、そして私を含め、人々は田舎に住みたいと思うのでしょうか。

身近に自然に接することのできる環境下(リラクシゼーションとストレスフリー)で暮らしたい。
すべからく自分でできることは自分の手で行いたいという自家賄い願望。
簡単にいって上記の理由を思いつくのですが・・。

私は、大学生の時から田舎に憧れ、住みたいと思っていました。夏休みに故郷の県庁に出向いては各町村の市制規模資料をもらったとこもありますが、今となっては、何故田舎に住みたいと思っていたのか、はっきりした理由を思い出せません。具体的な活動プラン等はなく、単に憧れていただけのようでした。それは幼い頃に連れていかれた両親の故郷でした。そこには、刈り取られた田んぼが広がり、小川があり、母屋の端にあった夜のトイレの恐怖、ウサギやキジ鍋が臭かったことなど、少年には居心地が良いことだけではなかったのですが、私には原風景として色濃く記憶にすり込まれていたのは間違いありません。ただし、このことが田舎への移住の動機とは思えませんし、農業をして暮らしたいたいとも思ってはいませんでした。当時は工業デザインを学んでいましたから、本当に憧れだけだったに違いありません。

就職をしてから少しずつ変化していくのがわかりました。何でも自分でやってみたい、作ってみたいという生来の好奇心に加え、それまでの田舎への漠とした憧れから、田舎で家建て、田舎で家具作り、田舎で野菜作り、田舎でのエネルギーの自給等、全ての自家賄いへの興味が一層強くなっていったのです。
それは、仕事への不満、メディアで紹介される先達からの影響が大きかったと思います。実際に思いを実現している人々がいて、生活をしているという事実は大きな説得を持つものです。

ブログ用として私の田舎暮らしにつき、始めの頃の思いから書いています。
トラックバックURL
この記事へのトラックバックは下記のURLをコピーしてください。
この記事のトラックバックURL:
http://app.blog.livedoor.jp/ur8823/tb.cgi/50245276
この記事にコメントする
Name
E-Mail
URL