個別記事
Yチェアー
2005年11月19日
この椅子を見たのは大学2年のときだったように記憶しています。研究室に置かれていたもので、オークにオイル仕上げされたものでした。今でこそ、方々で見かけるようになりましたが、当時はほとんど知られていなかたった製品でしたし、私も始めて目にしたものですから、呆然と見とれてしまったのです。
私の既成概念を壊すデザインと加工の素晴らしさ。仕上げの自然感(当時はオイル仕上げを知りませんでした)、座面の素材(ペーパーコード)の良さ。オーバーに言えば、この世にこのような綺麗なものも存在しているのだと始めて認識したのです。
その後、Yチェアーのデザインのエッセンスが中国椅子にあったのを知り、更に驚きました。デザイナーのハンス・ウェグナーは中国椅子を基に幾つかの椅子を発表していますが、時代を経るごとにシンプルになり、一つの到達点としてYチェアーがあるように思います。
このように時間をかけて練りこんだものは飽きがきません。椅子に限らず、その造形の中で、つじつまの合わない部分の整合性が高い位置でバランスをとっているからでしょう。
ところで、この椅子をダイニングチェアーとして使っている例を雑誌で見ます。後に深く寄りかかるような設定が、ちょっと座った場合には実に心地がいいのですが、ダイニングチェアーとして使う場合、背もたれに背を着けた状態からだと、テーブルに向かうたび、よいしょという感じで体を起こさなくてはなりません。これが少し疲れるのです。永い間この椅子を使った一人として、このような使用感を持っています。
ただし、ウェグナーのサイドチェアーは同じような設定が多いように思えますので私とは感覚、使用感が違うのかもしれません。
ダイニング用としてこの椅子を選択しようとしている方は、この点についてチェックして損はないと思いますが・・。
また、この椅子は意外に大きいので、狭いダイニングやリビングルームに4〜6脚も置くと空間が窮屈に感じる場合があります。
私の既成概念を壊すデザインと加工の素晴らしさ。仕上げの自然感(当時はオイル仕上げを知りませんでした)、座面の素材(ペーパーコード)の良さ。オーバーに言えば、この世にこのような綺麗なものも存在しているのだと始めて認識したのです。
その後、Yチェアーのデザインのエッセンスが中国椅子にあったのを知り、更に驚きました。デザイナーのハンス・ウェグナーは中国椅子を基に幾つかの椅子を発表していますが、時代を経るごとにシンプルになり、一つの到達点としてYチェアーがあるように思います。
このように時間をかけて練りこんだものは飽きがきません。椅子に限らず、その造形の中で、つじつまの合わない部分の整合性が高い位置でバランスをとっているからでしょう。
ところで、この椅子をダイニングチェアーとして使っている例を雑誌で見ます。後に深く寄りかかるような設定が、ちょっと座った場合には実に心地がいいのですが、ダイニングチェアーとして使う場合、背もたれに背を着けた状態からだと、テーブルに向かうたび、よいしょという感じで体を起こさなくてはなりません。これが少し疲れるのです。永い間この椅子を使った一人として、このような使用感を持っています。
ただし、ウェグナーのサイドチェアーは同じような設定が多いように思えますので私とは感覚、使用感が違うのかもしれません。
ダイニング用としてこの椅子を選択しようとしている方は、この点についてチェックして損はないと思いますが・・。
また、この椅子は意外に大きいので、狭いダイニングやリビングルームに4〜6脚も置くと空間が窮屈に感じる場合があります。
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