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全国スポーツ大会始まる
2005年12月15日
サワナケートで第7回全国スポーツ大会が開催されました。何年かに一度の大イベントです。サワンでは何年か前から新しいスタジアムが建設され、町に残る多くの未舗装路は舗装がされ、街路に張り出した樹木の枝打ちが行われ、路端の草は刈られ、歩道や側溝は掃除され、建物の塀の多くは塗り直され、センターラインが引かれて、ビエンチャンでもあまり見かけない横断歩道まで表示され、古いタラート(市場)は改装されて大々的なプロモーションが夜遅くまで行われ、多くの旗が町を飾って、もうサワンの町はなんだか訳もなく賑わい、あでやか(?)に変身を遂げたのです。
そして、12月13日、我々夫婦は何とか間に合った新しいスタジアムでの開会式に参列したのです。
招待状をもらったときは少し困ったと思いました。通常、あまり意識はしませんが、ここは立派な共産国です。厳しく統制され、激しいアジ演説が轟く北朝鮮で行われている政府行事のイメージが浮かぶからです。
そして、鷹揚なインドシナ半島のラオスの場合は・・
やはり、きっちり体裁を整え、盛り沢山のパフォーマンスが用意されていました。パラグライダーのスタジアムへの降下、風船、鳩、国民行事だけあってほんとうに盛大な内容だったのですが。
入場した各県の選手団の隊列の後方では早々におしゃべり、仲間同士の写真撮影が始まり、垂れ幕に張り付いたお姉さんと選手のツーショットが遠慮がちに開始されます(画像[上]矢印の先、詳細は画像[右])。入場した隊列の間隔はばらばらです。後半のチームが入れそうもありません。我々日本人夫婦は、この先一体どうなるのか、そんなことばかりを気にしてしまうのです。
ところが、プラカードを持って行進するお姉さんは、間隔の広いところをめがけて割り込み、気にするチームの責任者が自分のチームを詰めたりしていましたが、運営者はノータッチ。隊列はズルズルと詰まり、うまく納まったのです。
よほどの美人だったのでしょう、お姉さんと選手の怒涛のツーショットは、知事のスピーチの間も続き、退場行進まで行われていました。
選手はリラックスして楽しみ、運営側も気にする風でもありません。共産党らしさは、後半のマスゲームの前座で赤い旗を持った一団の演技がありましたがすぐに終わりました。党、政府関係者の演説もありません。マスゲームでは全選手団がトラックから囲み、楽しんでいるのが分かります(画像下)。
等間隔、直線、平行、直行、同時刻、姿勢を正して保持しないと叱られる全国高校野球大会を始めとする我が国の大会のほうが規律と統制、秩序と決意に満ち、よほど共産党のイメージに近いと思ったのでした。
意図的に統制を緩和しているのかもしれませんが、まさしく、ラオスの鷹揚さとおおらかさがあり、それを見るのは実に興味深いことでした。
(午後3時の開始から8時の終了まで、飲み食いなし、トイレ我慢には疲れてしまいましたが・・)
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