個別記事
トランス脂肪酸
2006年01月15日
久々にアクセス解析の検索キーワードをチェックすると、マーガリン関連で我がブログぺージを訪れている方が意外に多いのです。マーガリンに対する健康意識と、その安全性への疑問を感じている方が多い現れに違いありません。
そこで、国内のマーガリン事情を確認してみたいと思い、雪印乳業株式会社のHPへアクセスしてみました。
同社の公式見解は、日本マーガリン工業会、内閣府食品安全委員会ホームページとほぼ同様のものでした。
ここでマーガリンへについてもう一度まとめてみたいと思います。
マーガリンには「食用油(液体)」と「硬化油(固体)」が含まれています。「食用油」は、ひまわり油やからし菜油などのサラダオイルの原料になるオイルです。「硬化油」は食用油に水素を添加して作った固形状のオイルです。
マーガリンは、この二つのオイルを適当な割合でブレンドして作られます。ソフトマーガリンには硬化油の割合が少ないので柔らかいというわけです。
現在問題となっているのは「硬化油」に含まれている「トランス脂肪酸」で、これは「硬化油」の製造過程で生じます。
「トランス脂肪酸」は、悪玉コレステロールといわれているLDLコレステロールを増やし、善玉コレステロールといわれているHDLコレステロールを減少させる働きがあるといわれています。その結果、動脈硬化などによる心筋梗塞をはじめとした心臓疾患のリスクを高めることがいわれています。
以下雪印乳業のサイトから引用。
アメリカでは加工食品中のトランス脂肪酸含有量の表示を2006年1月より義務付けることとしています。また、トランス脂肪酸の摂取量は、1日当たりの総エネルギー摂取量の1%未満とするよう勧告しています。
カナダでは、2005年12月から原則として栄養成分の表示においてトランス脂肪酸が表示対象となります。
デンマークでは、2004年1月から国内で販売する加工食品の油脂中のトランス脂肪酸含有率を2%までに制限しています(動物由来のトランス脂肪酸を除く)。
WHO(世界保健機関)とFAO(食糧農業機関)の「食事、栄養及び慢性疾患予防に関するWHO/FAOの合同専門家会合」では、心臓血管系の健康増進のため、食事からのトランス脂肪酸の摂取を極めて低く抑えるべきであり、最大でも1日当たりの総エネルギー摂取量の1%未満とするように勧告しています。
(ここまで)
トランス脂肪酸一人一日当たりの摂取量(g)(内閣府食品安全委員会HPより)
日本(平均) 1.56
米国(成人平均)5.8
EU(男性平均)1.2〜6.7
EU(女性平均)1.7〜4.1
摂取エネルギーに占めるトランス脂肪酸の割合(g)
日本(平均) 0.7
米国(成人平均)2.6
EU(男性平均)0.5〜2.1
EU(女性平均)0.8〜1.9
日本の場合、政府、マーガリン工業会及びメーカーの見解としては、「諸外国と比較して日本人のトランス脂肪酸の摂取量が少ない食生活からみて、トランス脂肪酸の摂取による健康への影響は小さいと考えらる」ということです。
よって、現在規制や勧告、注意等なんの対策も行われていません。
メーカーの食の安全性への責任は重大です。マーガリンへの不安と関心の高まりから見て、サイトで政府見解を繰り返すだけではなく、今後は不安のないマーガリンの製造をしていきたいなどという積極的な姿勢を見せて頂きたいところですが。
そこで、国内のマーガリン事情を確認してみたいと思い、雪印乳業株式会社のHPへアクセスしてみました。
同社の公式見解は、日本マーガリン工業会、内閣府食品安全委員会ホームページとほぼ同様のものでした。
ここでマーガリンへについてもう一度まとめてみたいと思います。
マーガリンには「食用油(液体)」と「硬化油(固体)」が含まれています。「食用油」は、ひまわり油やからし菜油などのサラダオイルの原料になるオイルです。「硬化油」は食用油に水素を添加して作った固形状のオイルです。
マーガリンは、この二つのオイルを適当な割合でブレンドして作られます。ソフトマーガリンには硬化油の割合が少ないので柔らかいというわけです。
現在問題となっているのは「硬化油」に含まれている「トランス脂肪酸」で、これは「硬化油」の製造過程で生じます。
「トランス脂肪酸」は、悪玉コレステロールといわれているLDLコレステロールを増やし、善玉コレステロールといわれているHDLコレステロールを減少させる働きがあるといわれています。その結果、動脈硬化などによる心筋梗塞をはじめとした心臓疾患のリスクを高めることがいわれています。
以下雪印乳業のサイトから引用。
アメリカでは加工食品中のトランス脂肪酸含有量の表示を2006年1月より義務付けることとしています。また、トランス脂肪酸の摂取量は、1日当たりの総エネルギー摂取量の1%未満とするよう勧告しています。
カナダでは、2005年12月から原則として栄養成分の表示においてトランス脂肪酸が表示対象となります。
デンマークでは、2004年1月から国内で販売する加工食品の油脂中のトランス脂肪酸含有率を2%までに制限しています(動物由来のトランス脂肪酸を除く)。
WHO(世界保健機関)とFAO(食糧農業機関)の「食事、栄養及び慢性疾患予防に関するWHO/FAOの合同専門家会合」では、心臓血管系の健康増進のため、食事からのトランス脂肪酸の摂取を極めて低く抑えるべきであり、最大でも1日当たりの総エネルギー摂取量の1%未満とするように勧告しています。
(ここまで)
トランス脂肪酸一人一日当たりの摂取量(g)(内閣府食品安全委員会HPより)
日本(平均) 1.56
米国(成人平均)5.8
EU(男性平均)1.2〜6.7
EU(女性平均)1.7〜4.1
摂取エネルギーに占めるトランス脂肪酸の割合(g)
日本(平均) 0.7
米国(成人平均)2.6
EU(男性平均)0.5〜2.1
EU(女性平均)0.8〜1.9
日本の場合、政府、マーガリン工業会及びメーカーの見解としては、「諸外国と比較して日本人のトランス脂肪酸の摂取量が少ない食生活からみて、トランス脂肪酸の摂取による健康への影響は小さいと考えらる」ということです。
よって、現在規制や勧告、注意等なんの対策も行われていません。
メーカーの食の安全性への責任は重大です。マーガリンへの不安と関心の高まりから見て、サイトで政府見解を繰り返すだけではなく、今後は不安のないマーガリンの製造をしていきたいなどという積極的な姿勢を見せて頂きたいところですが。
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