個別記事
リアルカントリーライフ
2006年02月13日
ラオ語を習っている女性の家族が新しく家を建てているというので、早めにレッスンを切り上げて行ってきた。
町の中心部を少し外れた辺りで国道から細い路地に入っていく。ブッシュを切り開き、車がようやく通れるような道で、真ん中には巨木が残っていたりする。それでも民家が続き、住宅化が進んでいるのには驚く。進んでいくと完全な農村風景に変わる。といっても国道から車で10分ほどであるが・・。赤土の細い路地が続き、電線のラインが途切れた暫く先に彼女の土地があった。
両親はベトナム国境に近い村に住んでいたそうだが、水牛を処分し、次男の援助を加えてここを購入したそうである。
土地は広大だった。そして、その中央部に小さな小屋が作られていた。土地を大まかに整備し、井戸を掘り、家族でこの小屋を立てたのだという。
広さ4畳半程度の部屋が2部屋。壁はこの国でよく見られるもので、竹をテープ状にして編んで作った、一辺が3m程度のシートを打ちつけただけのものである。窓はなく、各部屋に出入り口が作られている。屋根はトタンで一部屋だけ葺かれていた。床はまだなく土を盛っている最中で、あるレベルまで盛ってからコンクリートを打つのか?。まさか?。
さらに炊事をする場所と、軒を延ばして食事をするスペースを作るのだという。
家屋の躯体は釘打ちで、全ての面にシート状の素材を張るだけなので簡単に形にはなる。しかし、ここの木材は大変硬く、釘もなかなか入っていかない。資金も、まともな道具も、電気もない所で素人が取り付け道路の整備、敷地の開墾(当然フラットにはなっていない)から家建てまで行うのは容易ではない。私は唸るばかりだった。
ちなみに井戸までは数メートル離れていて、そこで沐浴、洗濯をすることになる。そして、そこには我々がイメージするポンプはなかった。ポンプは全て塩ビパイプを利用していて、ハンドルは木で作られていた。おそらく塩ビパイプの中に入れて使う、弁の付いたピストンのような市販部品があるに違いない。それを用いた吸い上げポンプなのだろう。
この地方の伝統的な高床式住宅でもないし、窓もないから、かなり蒸すだろうし、夏の夜は暑くて眠れないだろう。しかも、電気もない。炭や潅木を用いての煮炊き。お天道様と共に生きる限界的田舎暮らしと思えた。
それでも彼女は幸せそうで、早くここで家族と暮らしたいという。そして、家畜を飼い、この地に適している落花生を植えるのだという。のどかで平和で大らかな郊外の庶民の生活が展開していた。
夜は大学教授の息子の結婚パーティに招かれて出席した。公用車ナンバーをつけた日本製高級4輪駆動車がずらりと並び、明らかに裕福な階層と判る方々が列席している。高級官僚の利権の話は憶測の域を出ないのでここでは書けないけれども、昼間見た光景との激しい対比が何だか虚構をイメージさせた。
町の中心部を少し外れた辺りで国道から細い路地に入っていく。ブッシュを切り開き、車がようやく通れるような道で、真ん中には巨木が残っていたりする。それでも民家が続き、住宅化が進んでいるのには驚く。進んでいくと完全な農村風景に変わる。といっても国道から車で10分ほどであるが・・。赤土の細い路地が続き、電線のラインが途切れた暫く先に彼女の土地があった。
両親はベトナム国境に近い村に住んでいたそうだが、水牛を処分し、次男の援助を加えてここを購入したそうである。
土地は広大だった。そして、その中央部に小さな小屋が作られていた。土地を大まかに整備し、井戸を掘り、家族でこの小屋を立てたのだという。
広さ4畳半程度の部屋が2部屋。壁はこの国でよく見られるもので、竹をテープ状にして編んで作った、一辺が3m程度のシートを打ちつけただけのものである。窓はなく、各部屋に出入り口が作られている。屋根はトタンで一部屋だけ葺かれていた。床はまだなく土を盛っている最中で、あるレベルまで盛ってからコンクリートを打つのか?。まさか?。
さらに炊事をする場所と、軒を延ばして食事をするスペースを作るのだという。
家屋の躯体は釘打ちで、全ての面にシート状の素材を張るだけなので簡単に形にはなる。しかし、ここの木材は大変硬く、釘もなかなか入っていかない。資金も、まともな道具も、電気もない所で素人が取り付け道路の整備、敷地の開墾(当然フラットにはなっていない)から家建てまで行うのは容易ではない。私は唸るばかりだった。
ちなみに井戸までは数メートル離れていて、そこで沐浴、洗濯をすることになる。そして、そこには我々がイメージするポンプはなかった。ポンプは全て塩ビパイプを利用していて、ハンドルは木で作られていた。おそらく塩ビパイプの中に入れて使う、弁の付いたピストンのような市販部品があるに違いない。それを用いた吸い上げポンプなのだろう。
この地方の伝統的な高床式住宅でもないし、窓もないから、かなり蒸すだろうし、夏の夜は暑くて眠れないだろう。しかも、電気もない。炭や潅木を用いての煮炊き。お天道様と共に生きる限界的田舎暮らしと思えた。
それでも彼女は幸せそうで、早くここで家族と暮らしたいという。そして、家畜を飼い、この地に適している落花生を植えるのだという。のどかで平和で大らかな郊外の庶民の生活が展開していた。
夜は大学教授の息子の結婚パーティに招かれて出席した。公用車ナンバーをつけた日本製高級4輪駆動車がずらりと並び、明らかに裕福な階層と判る方々が列席している。高級官僚の利権の話は憶測の域を出ないのでここでは書けないけれども、昼間見た光景との激しい対比が何だか虚構をイメージさせた。
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