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この期に及んで
2006年10月01日
ようやく最終報告書を書き上げ、郵送する事ができた。昨日、ダブルボウウィンザーが完成した。前回は、ウィンザースタイルのサイドチェアーを制作した。次のステップは、曲げ木を用いたダブルボウウィンザー(ウィンザースタイルのアームチェアー)に挑戦したいところである(やはり)。ただし、曲げに適した木材を見つけられるかどうかは分らないし、スティーマーに用いる耐水ベニアも入手できるかどうかわからない(参考までに、ここでは、柱、梁用のコンクリートの型枠は無垢板を用いている。壁はレンガ積)。
幸い、試験の後、夏休みに入り、この試みを行なうにはちょうど良かった。
現在、ラオス、タイ間で、日本の援助によって橋が作られている。そこで使われている耐水ベニアを入手することができた。ただし、耐水能力は日本のコンパネよりもかなり落ちる。
曲がりやすそうな材を数種類購入して、条件や、サイズを変えながら数回試した。曲げ用の形(フォーマー)は、曲率は大きくして、曲がりやすいようにした。
トロピカルウッドは総じて曲げにくい。フレキシビリティに欠けるからである。ただし、ラオスには寒暖の差があるせいか年輪のある材料は多いし、導管も認められることから、曲げには期待が持てたが、なかなか曲がるものではない。材の外側は断裂が、内側では座屈が同時に発生するのである。
限られた時間ではあったが、何とか曲がり、使えそうなものを得ることができた。もう少し探せば、曲げ易い材料を見つけることができる可能性はある。
ところで、カウンターパートは来年の展示会に向け、テーブルも作りたいという。この地域ではテーブルセットとして展示、販売する。できれば、テーブルがあるに越したことはないのだ。そして、帰国直前になって、テーブル作りがスタートしてしまった。
画像左は、ハンドプレーナーを用いて平滑加工を始めた一枚板の甲板(天板)(800×1600mm)。左は、学生が制作中のウィンザースタイルのサイドチェアー。これらがセットになるのである。
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