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プロが教えない
2007年02月06日
教育の問題の解決を図ろうとする、教育再生会議が安部首相の肝いりで発足し、教育改革のための素案を提出したのは最近のことである。
以前、教員の質の向上を図るには、教育学部での教員養成の見直しが必要であるということを聞いたことがある。
医師や歯科医師を養成する医学、歯学部では、教授のほとんどが医師である。彼らは大学の付属病院などで直接患者を診察し、手術を行なう。医師が学生を指導しているのは常識であり、医師免許を持たない教授が学生の指導を行なうことは、通常考えられない。
ところが、教育のプロを養成する教育学部の教授のほとんどが小中学校の教壇で、教鞭をとるということは、現在の日本ではほとんどない。つまり、現場から離れた教授が、観念だけの教員養成を行なっているのである。考えてみれば、恐ろしい状況ではないかと思う。
教育学部には付属の小中学校がある。そこで教授も実践を重ね、効果的な方法を編み出し、これからのプロに伝えていく必要がある。
ダメ教師の質の向上対策として、免許の更新制度などが論議されてはいるが、元から絶たなければ、悪しき教授方法の再生産のシステムは改善されない。
この問題点は(私の認識不足か)、あまり指摘はされないようだが、教育学部の教授、講師の方々の現場乖離の現状は改善されるべきだと思っている(注1)。
所で、我々が木工の技術を身に付ける数少ない選択肢である職業訓練校でも、木工の経験の無い教官が教えている場合が多々ある。意欲があり、訓練生の評判の高い方も中にはいると聞く。しかし、元来、経験のない方が技能訓練を行なう事ができるのであろうか?。否。
プロとしての実践(体験)を伴わないセカンドハンドノレッジでは肝心な部分は決して判らない。
(この場合、教官は県の職員であり、人事異動で配属されたケースもあるので、ここでは制度の不備を指摘している)
プロが教えない教員養成の現状はおかしいと、再度述べたい。
注1:ユニークな英語教育を実践し、英語教育で最も権威のある「パーマー賞」を受賞したこともある、島根県東出雲町立東出雲中学校の田尻悟郎教諭(NHKテレビ番組:プロフェッショナル等で取り上げられた)は、関西大学の教授に転身し、英語教育の講義等を行なうという。このような才能と熱意のある方々の大学での実践には期待したい。
以前、教員の質の向上を図るには、教育学部での教員養成の見直しが必要であるということを聞いたことがある。
医師や歯科医師を養成する医学、歯学部では、教授のほとんどが医師である。彼らは大学の付属病院などで直接患者を診察し、手術を行なう。医師が学生を指導しているのは常識であり、医師免許を持たない教授が学生の指導を行なうことは、通常考えられない。
ところが、教育のプロを養成する教育学部の教授のほとんどが小中学校の教壇で、教鞭をとるということは、現在の日本ではほとんどない。つまり、現場から離れた教授が、観念だけの教員養成を行なっているのである。考えてみれば、恐ろしい状況ではないかと思う。
教育学部には付属の小中学校がある。そこで教授も実践を重ね、効果的な方法を編み出し、これからのプロに伝えていく必要がある。
ダメ教師の質の向上対策として、免許の更新制度などが論議されてはいるが、元から絶たなければ、悪しき教授方法の再生産のシステムは改善されない。
この問題点は(私の認識不足か)、あまり指摘はされないようだが、教育学部の教授、講師の方々の現場乖離の現状は改善されるべきだと思っている(注1)。
所で、我々が木工の技術を身に付ける数少ない選択肢である職業訓練校でも、木工の経験の無い教官が教えている場合が多々ある。意欲があり、訓練生の評判の高い方も中にはいると聞く。しかし、元来、経験のない方が技能訓練を行なう事ができるのであろうか?。否。
プロとしての実践(体験)を伴わないセカンドハンドノレッジでは肝心な部分は決して判らない。
(この場合、教官は県の職員であり、人事異動で配属されたケースもあるので、ここでは制度の不備を指摘している)
プロが教えない教員養成の現状はおかしいと、再度述べたい。
注1:ユニークな英語教育を実践し、英語教育で最も権威のある「パーマー賞」を受賞したこともある、島根県東出雲町立東出雲中学校の田尻悟郎教諭(NHKテレビ番組:プロフェッショナル等で取り上げられた)は、関西大学の教授に転身し、英語教育の講義等を行なうという。このような才能と熱意のある方々の大学での実践には期待したい。
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この記事へのコメント
1. Posted by 風鈴TBS
2007年02月08日 16:22
こんにちははじめまして。
学力が低下している現状は分りますが、政府が考えているレベルアップとは本来成績の良い生徒のレベルを更に上げたいという事だと思います。多くの子供が良い将来を迎えられる事が狙いでは無い様に感じます。悲しいですね。
学力が低下している現状は分りますが、政府が考えているレベルアップとは本来成績の良い生徒のレベルを更に上げたいという事だと思います。多くの子供が良い将来を迎えられる事が狙いでは無い様に感じます。悲しいですね。
2. Posted by 風鈴TBS
2007年02月08日 16:27
成績の良い子供は更に良くなり、悪い子供は更に悪くなるではありませんか。悲しい限りです。
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