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快適環境 2

2007年02月18日

前回、快適環境のことを書いたのは、長い間、古くて隙間風が多い木造住宅に暮らしてきたのが大きな理由であるように思う。

冬を前にして、昨年暮れに怒りの防寒対策を行なったことは以前書いた(別に怒る必要はないが)。
手を入れすぎると建て直したほうがいいということになるので、中途半端、その場しのぎではあったが、相当に快適にはなった。

そのような事情があり、日本の住宅の快適性に関し、改めて関心を持っている。
加えて、歳を取ってきたせいで、古傷の膝が痛み、屈むのが億劫になってきているから尚更である。
テーブルで食事をし、ソファに横になってテレビを見、ベットに入るという生活習慣は本当に楽だということが海外生活で判った。

我が国の伝統的な間取りは歴史的には意味があったと思うが、今、問い直してみることは大切ではないかと思っている。
(別に万人が問い直さなくても、自分は、自分に合ったアレンジを考えてみたいと思っている)

(ただし、ここで確認しておきたいのは、HPやブログでも家建て奮闘記関連をテーマにしている方は多く、その多くはモダン建築であるから、私がここでテーマとしている田舎古屋改築関連とは快適さのレベルが前提として違うということを承知されたし)

数日前に、NHK BSで、古い建物を改造して暮すという内容の英国番組を見た。
文化財クラスの古い建物の外観は、法律でアレンジできないよう規制されているが、内部は、オーナーの希望によって快適空間にリノベートされ、建物を保存しながら、伝統を楽しみつつ快適に暮す様子が映し出されていて感心した。

我々も、高価な建設費用を払ってまで、不便不自由、快適さを損なう暮らしを我慢する必要もないし、我慢の前にそれを自覚する学習の場(?)が与えられるべきであると思う。伝統の良さと快適さを享受できるのは英国国民だけに与えられた特権ではない。

彼らと同様に、我々の祖先が築き上げた伝統のよさを生かした現代生活のよさを享受する方法を、別に文化遺産家屋に住むという事ではなくても、一つの選択標準としなければ日本の住文化は昇華しまい。
そして、その認識と学習が、新しい素材や意匠を用いた、その場しのぎ的なモダンインテリアを飽きることなく生み出し、無益に消費していく連鎖を、良い意味で断ち切るきっかけにはなると思っている。
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