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ビール工場

2007年10月22日

近くにビール工場ができて暫くなる。
ご存知のように作りたてビールの試飲ができる。ビール好きの私としては一度は試飲をしたいと思っていた。

結構混んでいた。遠くからも多くの見学者が来ている。
勿論、試飲だけができるというものではない。工場見学の最後に試飲ができるというシステムである。
30分毎に見学はスタートし、全工程はおよそ1時間。説明の映画10分、工場見学20分、試飲20分というスケジュールで、試飲は1人3杯まで。グラスは小ジョッキ程度で、小さなおつまみ付き。飲めないドライバーなどには、ジュース等も用意されていて、至れり尽くせりなのである。

綺麗なお姉さんが鼻から抜けるような裏声でテキパキと説明し誘導していく。あっという間に試飲にたどり着くから、飲むのを目的に来ているせっかちなおっさんでも退屈することはないのだ。

試飲のための部屋は3つ用意されている。我々の部屋ではヱビスビールが用意されていた(部屋によってビールの銘柄が違うのかもしれない(未確認))。
隣の席のおっさんはくーっと一気飲みに近い速度でグラスを空けると、すかさずお替りに行き、立て続けに3杯飲んで退席した。素晴らしい飲みっぷりに唖然とする。

ビールの規制緩和以前から、町の有志で地ビールを作る活動をした私には、規制緩和の数値が価格的に競争力を剥ぎ取った実に姑息なもので、実質的に緩和以前の状況と変わりないものであることを呪った。(その後全国各地にできた地ビールが衰退していったのはご承知のとおり。我が町は地ビール参戦をギブアップしたが、正解だった)。

メジャーメーカーの製造ラインを少し複雑な思い出眺めた。
出来立てのヱビスは少しフルーティで実に旨かったが、我々日本人にとり、マイクロブリューワリー(小規模ビール醸造所)からの、様々なタイプの個性溢れるビールを飲む可能性がほぼ完全に潰えたからである。
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