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  1. 2008/07/07  鉄道、そして蒸気機関 (0)
    2008/06/13  椅子サイト開設 (0)
    2008/04/17  春に・・ (2)
    2008/01/31   (2)
    2007/07/19  お知らせ (0)
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    2007/02/09  ペーパーコード販売 (0)
    2006/07/26  空調ベッド (0)

その他

阿蘇地域では、JR九州が蒸気機関車を走らせていた。最近目にしなかったのだが、老朽化によって傷んだボイラーの修理をしているということをニュースで知った。

蒸気機関車の修理画面を見て思ったのは、その昔、実用化させた時分から一般化した頃まで、ピストンとシリンダーのシーリングはどうなっているのだろうということだった。

蒸気機関車や、映画で有名なタイタニックの蒸気機関は、蒸気でピストンを押す。押されたピストンは逆方向からの蒸気によって元の位置に戻る。つまり、ピストンの往復運動の両方向で蒸気の圧力を用いている。
膨大な重量のある車両を引っ張る動輪を回すためのピストンを押す蒸気圧を得るため、おそらく、ボイラーは圧力鍋状態にしてあり、強大な蒸気圧を発生させているに違いないなと思った。その時にシーリングに関心を持った次第・・・(多少調べたが出て来なかったから、終わりにした)。

所で、タイタニックなどの大型船舶に用いられた蒸気機関だが、ボイラーからの高圧蒸気は最初のシリンダーに送られてピストンを押して排出される。しかし、まだ高圧状態でエネルギーを持っているため、さらに低圧用のシリンダーに送られてピストンを押す。高圧、中圧、低圧の3段階のシリンダーを備える蒸気機関もある。
蒸気は圧力が下がっていくごとに膨張していくためシリンダーの直径は増えていき、直径はおよそ、1.5m(高圧用)~2.5m(低圧用)程度。ストロークは2m程度(実に巨大)。
(ちなみに、タイタニックは4シリンダー3段膨張機関。現在の大型タンカーのジーゼル機関のシリンダー径は、およそ1m前後だと記憶している)

ロンドンにあるサイエンスミュージアムには、巨大な蒸気エンジンが展示してあり圧倒される。これらのシリンダーやエンジンを加工した、当時のマザーマシンも大したものだと思う。やはり、蒸気駆動なのだろう。

余談だが、機関車の動輪にはデファレンシャルギアがない。軌道にはカーブがあるので当然内外輪には回転差が生じる。これをどうやって吸収しているのかということだが、外側の直径が小さく、円錐状になっている列車特有の車輪に、その秘密がある。
また、軌道のレール幅は、カーブの曲率によって若干広く作られている。列車がカーブに差し掛かると遠心力で車輪や車体はレールの外側に移動し、車輪のつば部分で押えられる。カーブ外側の車輪は車輪内側の最も直径が大きい部分でレールで接し、内側の車輪はレールが広がった分だけ外側の、若干直径が小さくなった部分で接する。この円周差によってスムースに曲がるのである。
つまり、あるカーブの軌道は、曲率、通過速度、レールの開き幅、軌道カント(軌道の傾斜角)、カントへのアプローチ(勾配)が厳密に決められている。これによって、スムースにカーブを通過することができる。
(記憶違いによる間違いがあるかもしれません。その場合はご指摘下さい)

鉄道は今となればローテクかもしれないが、、蒸気機関そのものの開発も大変重要な要素であるし、上記の軌道設計を始め、安全を保障する運行管理、保守管理等、輸送システム全体の構築ということを考えると、当時としては大変な事業だったに違いないと思う。

植民地時代のヨーロッパの覇権主義は、時にいまいましい。しかし、彼らが旧植民地に残した鉄道は、基礎技術確立までの苦労など、まるでイメージさえできない、のどかな機関手が、今日も古い蒸気機関車を走らせ、ローテクであろうが何であろうが、ローコストな輸送手段として途上国の庶民の生活を支え続ける。

新たに椅子専用のサイトを開設しました。サイト名は「スタンダード チェア」です。
関心がおありになる方は是非御覧下さい。

春に・・

2008/04/17

ほんの1週間の留守だったが、帰宅した我がエリアは完全に春だった。
桜はまさに開花時期で、去年植えた朴(ほお)の木は、へろへろ状態で秋を迎え越冬したが、りっぱに芽吹き、沢山の新芽を付けている(朴は綿菓子の香りがするのだ)。
出発前まで作業に必要だった防寒ズボンは不要となっていて、役を終えた灰と、熾(お)きが作業場のストーブの中で居心地悪そうにしている。

作品を発送し、あたふたと旅立ち、取り合えず個展を終えた。
随分前から図面化し、冬を通して制作してきた作品だったが、会場では、未成熟な部分がやけに迫ってくる。改めて自分の未熟さを自己嫌悪気味に痛感している。再度、白紙に戻して取り組もうと思っている。

個展中、姪を見舞った。
世界でも極めて珍しい腫瘍に犯されていた。手術に先立ち、医者から(最悪)死の宣告を受けた。まだ未婚の28歳。
自分の運命の暗い死の淵を見つめて呆然とし、それを受け入れる他なかった彼女の孤独な涙を想像するとき、涙を禁じ得ない。言葉にすると簡単すぎるが、死を自覚した人間だけが、おそらく生を実感できる。

姪は、16時間以上に及ぶ手術を受けた。しかし、出血が止まらない。2日後の午後の再手術(止血のためのガーゼ除去)を控えた早朝にようやく出血が収まり、再手術は奇跡的に完遂できた。
報告する義妹の弾んだ声は、彼女のこれまでの人生での最上の喜びを放出していたように思えた。

おそらく今、姪っ子はICUから一般病棟へ移り、苦悶の中にあるに違いない。そして、今後容態が順調に推移しても、多くの障害を受け入れ、順応していかなければならないのだ。
まだ予断を許さない部分は多いが、死を見た人間だけが新たに形にしていけるだろう、自らの生への(崇高な)リセットとして。

春に。

2008/01/31

子供を育てたせいか、他人の子供の躾けられ方が気になる。特に食事のマナーは気になる。
子供もほどほどの年齢になってくると注意も難しい。幼児や小学生でも、親と一緒の場合は同様である。だから、見てみぬ振りをするしかない。それがストレスになる。

私の生家は祖母がマナーにうるさい人で、食事だけをとっても、音を出して食べない、口を閉じて噛む、正座をして食べる、食事中は話をしない、背筋は伸ばす、肘をつかない、寄せ箸をしない、犬食いをしない、荒噛みをしない、おかずだけを食べない、箸の持ち方・持つ位置、碗の持ち方等々、子供心にうるさくて仕方がなかった。

うるさくて仕方がなかったが、子が生まれると自然にそう躾けた。だから、中国鉄道旅行の番組でも、音を出して食べる主役の食事シーンは気になるので見たくなかったし、そんな子供や親戚縁者がくるのは嬉しい反面、ストレスでもある。

最悪な例は、大人用のつまみを、子供が粗方食べるのを平気で見逃す親で、そのような親に限って、全体のつまみのバランスも考えないで、子供がねだれば与えるのである。

(余談だが、遠縁の母子が亭主の長期出張中に我家に来た。大層我侭に育った息子は、オカズが不味くて食えないと泣いて菓子をねだった。驚いたことに母親は菓子を与えるのだ。
親の留守の間に、僕は厳しぃーく性根を入れ直した。以降、食事中にお菓子をくれとは言わなくなった)

自分のことは棚に上げ、他人のことは些細なことまで目に付いてしまうのだが、子供が中学校で寮に入り、夏休みで帰宅したとき、我家での食事のマナーは見事に崩れ去っていたのだった。

お知らせ

2007/07/19

大変ご迷惑をお掛けしています。ここ何日か、私のミスでサーバーが使えません。自分のアカウントを消去してしまいました。サーバー関連の設定はめったに使わないので、ほとんど記憶が無いのが原因です。お急ぎの方は、ご面倒ですが下記のアドレスをコピーしてメール下さいますようお願いいたします。
or3323jp@yahoo.co.jp

[注意]
7/22現在、復旧していますので、フォームメールや通常のメールも使うことができます。ご迷惑をお掛けしました。

孤雲野鶴

2007/05/04

御承知のように、スタート以来、「家具制作鯛工房ブログ」は家具の話題というよりは、田舎暮らしを中心に、個人的な趣味や、社会一般の話題を書いてきました。
工房家具についての専門的な記述は従来からのサイトで、また、一般的なトピックはブログで表そうという意図からです。ただ、タイトルと意図が噛み合っていないという感覚、違和感がつきまとってきました。そこで、タイトルの変更を行い、個人的なブログサイトという色彩を強めて内容との一致感を取り戻し、合わせて、気になっていたサイトデザインの不都合な部分の修正を行いました。

ちなみに、孤雲野鶴とは、世俗から遠ざかった人のたとえです(若干自嘲気味)。

デンマークよりペーパーコードが届きました。Yチェアーなどに使用されているものと同等品です。工房経営者やアマチュアの方で必要な方にはお安くお分けいたします。
価格や注文方法は当サイトからお問い合わせください。

空調ベッド

2006/07/26

ラオスも雨季で蒸し暑い。日本からのニュースでも、長雨で鬱陶しいというインタービューが伝えられている。

最近、新聞などで紹介されているという「空調服」なるものを知った。
左右の後脇腹の辺りにバッテリー駆動のインテークファンが付いた衣服である。ここから吸い込んだ空気で汗を気化させ、その気化熱で衣服内部の温度を下げ、快適さを保つというものである。

「(株)空調服」社長である市ヶ谷弘司氏が開発を始めたのは、東南アジア旅行がきっかけだったそうである。将来のエネルギー危機を心配し、エアコンを使わず、日中から夜間まで省エネで快適な商品の必要性を感じたという。

昔、王様のアイデアという店があって(現在もある?)様々なアイデア商品を売っていた。着想は良いが効果はどうなの?と疑うようなものが多く、笑ってしまうようなものも多かったが、結構面白かった。

ヘルメットに装着し、ツーリング中に会話を楽しめるという無線装置に引かれ、職場の同僚と購入したことがあった。
意気揚々と出かけたツーリングではあったが、会話はすぐに途切れた、無理をして話す会話は面白くも何ともないということをたちまち実感したからである。「右前方の景色は綺麗ですねェ・・どうぞ」などと言われてもこちらは「(そうかぁ?)」と思っているわけで、かといって答えないわけにはいかず、「そうですねェ・・どうぞ」と返しても感動のなさは相手にも伝わってしまう。その上、4、50キロ以上では風切り音が激しくて使いものにならなかった。

「空調服」には、そんな商品と同じような胡散臭さを感じたものだが、高温になるゴム製品製造現場からの使用報告によるとなかなか快適らしい。エアコンの効いた部屋で使用すると寒いくらいだそうである。

その「(株)空調服」から販売されているのが、「空調ベッド」である。電動ファンで空気を送る原理は同じ。足元のファンから送られた空気はマットの中を通り、枕の辺りから逃がす。空冷式のマットのようである。
寝返りを打ち、冷たい所がなくなる夏の夜は辛いものだが、何度寝返りを打ってもひんやりして気持ちが良いというのは惹かれる。

有償試作品が販売されているが、1セット29,000円である。興味はあるが、もう少し安ければと思う。何れにせよ、購入された方の使用レポートを読まなければ、今は何とも言えない。
(それよりも、標高4、500mの我家で、そんな商品を使う必要があるほど寝苦しい夜が、どの程度あっただろうかと思い返している・・)