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  1. 2010/09/01  WT300のインバーター化 2 (0)
    2010/08/02  WT300のインバーター化 (2)
    2009/09/12  木工機械 (4)

木工機械

三相モーターの種類
WT300は単相500Wモーターが使われている。
同等程度の汎用三相モーターは、400W、750Wがあり、それぞれ、2P(極)、4P、6Pがある。

6Pモーターは、トルクが4Pモーターの6/4倍(1.5倍)で、逆に速度は4/6に落ちる。
2Pモーターは、トルクが4Pモーターの2/4倍(0.5倍)で、逆に速度は2倍に上る。
一般的には4Pモーターが多く使われているようである。

当初、価格の点から400Wモーターを考えていた。
インバーターも400W用だと安いからである。
ただし、前回書いたようにラウンダー使用時には多くの負荷がかかる。プーリー架け替え式(ラウンダー使用時とその他の2段式)にすれば、400Wモーターでも可能かもしれないが、もう少し余裕が欲しい所である。

では、400W-6Pモーターにすればいいかもしれない。しかし、400W-6Pモーターは、一般的ではないので、750W-4Pのほうが安く買える可能性が高い。
また、私の場合、2500rpm(低速から4段目)の使用頻度が高い。(切削効率が高いため)。
400W-6Pモーターを2500rpmまで増速するのは安全使用限界を超える(あるいは、単純に無理?)。
参考までに、三菱全閉外扇型モーターSF-JR型(400W-6P、200V、60Hz)の回転数は1110rpmである。

内容のほとんどは「T’s 韓国日記」のMさんに教えて頂きました(感謝)。

今更あのチープな旋盤WT300にまとまった額の投資つもりはない。
長く、そう思っていた。
しかし、今、インバーター化を検討している。
この際、さんざんこき使ったあのマシンにもう少し肩入れしようと思った。
バカバカしいとか、勿体ない、新しいものを購入する方が良いなどとは、考えないのだ。

電気に疎い私は、「T’s 韓国日記」のMさんに、多大なアドバイスを頂いた。
何だかよく分かって無いのは分かるが、多少理解は進んだ。
(アドバイスを頂く以上、理解の努力をしなければ申し訳ない)

インバーター化というものは、単純に、オリジナルと同程度(出力)の三相モーター(注1)と、それに合ったインバーターを購入すればいいものだと思っていた。
そして、モーターとドライブ側をベルトで直結すれば、ボリュームノブ1つで速度をコントロールできる。
実に簡単、使い勝手は格段に向上するというイメージだ。
注1:インバーターは三相モーターでなければ使用できない。

ほとんど標準状態(工場出荷状態)で使用している方々には、おそらく、そのイメージで、ほぼ問題ないようだ(理解不足から違うかもしれないが・・)。

ところが私の場合、ベルトを架けかえ、最低速状態でラウンダー作業を行っている。
この場合、減速比は約3:1。つまり、モーター出力は、約3倍の1500W相当で稼動していることになる。
それでも、ベルトがスリップして回転が止まってしまうことがあるので、ラウンディングには、相当のパワーを必要としているということが理解できた。

こんな当り前のことが、輝くインバーター幻想の前で、Mさんにアドバイスを頂くまで見えないでいた。

木工機械

2009/09/12

セコハンの木工機械というものは、鋳物の変形も出ている可能性もあるし、擦動面の磨耗や、ベアリングのガタの可能性も考えられる。また、ロックされた部分の緩みも出ているだろう。

木工機械屋において、それを全てチェックし、必要部品の交換、調整、完璧な状態に戻して出荷することは無理だと思っている。可能でも高いものになってしまう。

コスト。ベネフィットと整備クォリティのバランスだが、熟練技術者が減り、市場競争の中でもがく木工機械屋に期待できることは少ない。
いや、何より誠実な機械屋の少ないことが問題なのかもしれない・・。
だから、中古木工機械に精度を期待するのはやめたほうがいい。不良箇所があって当たり前だと思えば腹も立たない。
(お願いだから、塗装や整備などしないでいいから現状で売ってくれ!)

では、新品なら大丈夫かというと、それがそうでもない。
私の経験では、マレーシア、ラオスで購入した台湾製の木工機械は安いが、やはり作りが甘く精度が出にくい。

ラオスの訓練短大に入っていた日本製の木工機械(自動、手押し、昇降盤、角鑿)の品質もひどかった。その中の一つのメーカーは、主に学校の木工室用に販売実績があるのだという。作りが甘い理由が判ったような気がした。
その、国産木工機の角鑿盤は、押え装置の設計不良(断定)で始終トラブルを起こし、上下の位置決め用ストッパーは振動で動くひどいもので、手押鉋盤は、フェンスの送り出し装置のシャフトの鋳物製ハウジングのロック部分が割れ、ベアリングは焼きついた。

新品で購入してトラブルが発生すると落胆度は更に大きい。

現在使用している木工機も、自動鉋盤を除いた全ての機械は調子が悪かった。鋳物の変形もあったし、何より整備がひどかった。

私の勤めた木工所で使っていた古い木工機械は、ほとんどトラブルが無かった。
(余談だが、そこで使っていた昇降盤は、柄取り装置に付いているタイプの定規が、定盤の上に付いているものだった。この定規だと柄加工が実にやり易いのだ)

今回、多くのトラブルを抱える手押鉋盤の再調整を行った。詳細情報は「家具制作鯛工房」でどうぞ。