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  1. 2007/02/25  トランス脂肪酸への関心 (0)
    2007/01/30  トランスファット対策 (0)
    2006/06/16  健康食品を語る (0)
    2006/03/24  天然酵母「白神こだま酵母」 (0)
    2006/03/21  天然酵母もイーストも天然 (0)
    2006/02/19  バターの逆襲 (0)
    2006/01/15  トランス脂肪酸 (0)
    2005/12/27  グリーンコーポのマーガリン (2)

食品・嗜好品

マーガリンに含まれるトランス脂肪酸への関心が高い。それに関する記事を書いたせいか、当ブログへアクセスして頂く中で、トランス脂肪酸に関する検索キーワードからの割合がかなり多い。
特に、アメリカでの規制(自主規制)のニュース以降、相当増えている。この関心の高さには、私自身驚いている。

こんなマイナーサイトだから、検索でヒットしてくる数はしれているが、参考までに2月の最初の一週間のデータを挙げる。

2007/2/1 7/23(トランス脂肪酸関連キーワード/全ての検索キーワード数)
2007/2/2 5/26
2007/2/3 2/24
2007/2/4 1/23
2007/2/5 10/28
2007/2/6 1/25
2007/2/7 3/24

2月1日の詳細
トランス脂肪酸 ホワイト マーガリン 2(8.70%)
クローン病 マーガリン バター 1(4.35%)
ドイツ トランス脂肪酸 1(4.35%)
トランス脂肪酸 ネオマーガリン 雪印 1(4.35%)
トランス脂肪酸 尿酸値 1(4.35%)
トランスファット マーガリン 1(4.35%)

というような状況である。

そこで、関連記事を書いた推移もあり、メーカーに、この問題に対しての取り組みをお聞きし、回答を頂くことができたので参考までに紹介したい。
関心のある方の一助になれば幸いである。

回答(2007/1/31):雪印乳業株式会社 お客様センター 担当TN氏
トランス脂肪酸に対する弊社の考えは、ホームページにも記載しております
ように、「諸外国と比較してトランス脂肪酸の摂取量が少ない日本の食生活では、トランス脂肪酸の摂取による健康への影響は小さいと考えており、偏りのないバランスの良い食生活をおくることが重要と考えております。」に尽きます。つまり、「朝食でパンにマーガリンを塗ってお召し上がりになるようないわゆる平均的な日本人の食生活ではマーガリン由来のトランス脂肪酸の健康への影響はほとんど無い」と考えております。

しかしながら、当然のことですが、食生活に偏りがあり、欧米並みに脂肪を摂取される食生活をおくっておられる場合はこの限りではないと存じます。

トランス脂肪酸に対する弊社の取り組みについてお尋ねですので、お答えいたします。

冒頭述べましたように、弊社では、「平均的な日本人の食生活ではマーガリン由来のトランス脂肪酸の健康への影響はほとんど無い」と考えております。しかしながら、メーカーといたしましては、お客様のご要望にお答えするため、これまでも美味しさや使いやすさを含め、様々な観点から商品の改良を行ってまいりました。例えば、初期のマーガリンが冷蔵庫から出して直ぐに塗れないことから、「ソフトタイプ」のマーガリンを発売しました。カロリーを気にされるお客様のためにカロリー分で従来の半分程度にした「ハーフタイプ」のマーガリンを発売しております。さらに、コレステロールに関しては、「コレステロールゼロ」の商品を、少し太り気味で、体重を気にされるお客様には「中鎖脂肪酸配合」のマーガリンをといった具合に提供してまいりました。そういった流れの中で、トランス脂肪酸を気にされるお客様には「ネオソフト綿実油ブレンド」という商品を発売しています。この商品はトランス脂肪酸が10g当たり0.1g程度含まれており、当社のマーガリンでは最も少ない商品となります。

ご存知のように、トランス脂肪酸につきましては、米国において、2006年1月よりその含有量の食品への表示が義務づけられるとの報道以降、日本においても各メディアで大きく報道されるようになりました。しかしながら、米国では、トランス脂肪酸のみが表示義務化されている訳ではございません。総脂肪量、飽和脂肪酸量、コレステロール量の表示が以前から義務化されていて、2006年1月からトランス脂肪酸の表示が追加された経緯にあります。
つまり、トランス脂肪酸のみを問題にするのではなく、総脂肪量、飽和脂肪酸量、コレステロール量を含めた摂取する食品のバランスの問題であり、偏りのない食生活をおくることが最も重要と考えております。

先のメールでも述べましたが、弊社は食品会社として、お客様に「安全・安心」をお届けすることを最優先とした商品開発を行い、お客様に「美味しい」と喜んでいただける商品を提供させていただく所存ですので、何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。

マーガリン等に使用されているトランスファット脂肪酸関連の検索で、当サイトの記事が拾われるケースが多い。

アメリカでは、2006年度始めから、全ての加工食品にトランスファット表示規制が開始され、同国の有名なレストラン(コーヒーショップ?)であるスターバックスでは、今年1月から提供している食品にトランス脂肪酸を使用しない決定をし、ケンタッキーフライドチキンやマクドナルドも、今後未使用の決定をしたというようなニュースを聞いた(読んだ)気がしている(記憶が定かではない部分もある)。

そんなニュースが流れ始めてから、急に検索キーワードで我がブログサイトに訪れる方が増えた。日本の人々の健康への関心の高さを改めて実感している。

そこで、以前、記事を書く際に参考のため、サイトを訪れた事がある、以前クローズダウンしそうになった某メーカーに対し、対策状況をメールでお聞きした。
回答は、サイトに書いてある内容のコピー&ペーストであり、何ら具体的な取り組みが行なわれているようでもなく、予想通りのむなしい内容だった。

今、健康対策マーガリンを消費者に対して提案する事は非常にタイムリーであり、また企業としてのサービスや責務でもあると思うが、やはり、政府の基準見直しや指導がなければ日本の食生活は欧米とは違うという理由で対策を先延ばしにするだけなのだろう。
ただ、生協や他の国内の小さなメーカーは、対策商品の販売を行っているので、用は理念や努力次第なんだろう。

以下はその宣伝内容の一部(ただし、このメーカーの宣伝を行なうつもりはないので、関心のある方はネット等で探して下さい)。

◎一般のマーガリンに10%前後含まれるトランスファットを1%以下に抑え、マーガリンより安心。
◎植物油脂100%、バターの1/40の低コレステロールで、バターよりヘルシー。
◎化学合成物は無添加、基準の厳格なヨーロッパの有機認証団体SKALの認証を受けたマーガリン。

黒豆ジュースが血圧を下げ、血流をよくする。という番組を以前、NHKで視た。ネットで調べると、NHK出版からは、「NHK生活ほっとモーニング 黒豆健康活用術・血圧を下げて血管をしなやかに!」(ISBNコード:4-14-187631-3)という本まで出ていた。
定期検査で血圧の上がったのが分った連れ合いは、減塩に走り、水を飲み、そして、やめていた黒豆健康ジュースを再び飲み始めた。黒豆の煮汁を飲むのである。ただし、煮出した後の黒豆は、様々な料理に入っている。

そして・・
最近では、それに加えて、ウコンパウダーを溶かしたジュースである。御存知のように肝臓にいいといわれるウコン。肝機能強化クルクミンを含有し、医師も肝硬変患者に処方する。
ウコンは暑い地方の特産であり、ここサワナケートの朝市でも、ウコンやウコンパウダーを買う事ができる。

連れ合いにとって、ウコンはアルコール摂取のための予防薬という位置付けであり、元を正すつもりはまったくない(余談だが、のんべえだった私の親父は肝臓の薬を焼酎で飲み、「よう効く」といっていた)。

ワインにはポリフェノールが多く含まれるのは聞いていたから、ウコンを取りながらワインも飲む。尿酸値を上げるプリン体が多いと聞いた後はビールとワインを減らし、ほとんど含まれていない焼酎がメニューに加わった。先ずビール、次いでポリフェノールワインを少々、そして仕上げに焼酎代わりのラム酒(BACARDI Superior:日本円で約¥1200)である。

ポリフェノールの摂取はワインだけではもの足りないと思ったのか、次いで、血液の循環をよくするというココア摂取が開始された。本人曰く、便通には即効だという。

試しにネットでココアを調べてみた。

1.豊富なポリフェノールとその効能
痩身効果。特に夕食後に飲めば、食事で取った脂肪を効率的に燃やす。
活性酸素が体内の細胞などを傷つけることを防ぐ「抗酸化作用」。
末端部の血液循環を改善し、血液をサラサラにする。

2.遊離不飽和脂肪酸とその効能
ピロリ菌などの胃粘膜への、接着抑制効果。
ピロリ菌をココアを加えた培地で培養したところ、普段飲む濃度(3.5%)のココアを加えただけでも、培養開始から1時間後には菌の数は6割程度に減少し、1日経つと検出できない数にまで減少したという。

3.豊富な食物繊維とその効能
ココアの粉末の約3分の1から4分の1を食物繊維が占める。便通には効果的。

健康食品関連のサイトの常で、紹介している食品の効能は凄くて何か胡散臭い。しかし、ココアが魅力的に思えてきた。

極最近、偶然見かけた、ヤフーの社会ニュース(6月9日(金)15時29分)で、ニンジン煮れば→ベータカロチン摂取「生」の1.6倍という記事があった(伊藤園中央研究所などの研究)。

茹でたニンジンを基に作った野菜果汁を飲んで、肌の状態を調べた別の実験では、摂取後8週間で、13人の対象者全員のシミの面積が減少することが確認されたというのである(読売新聞から)。

その日の夕食には、茹でて軽く炒めたニンジンが皿の回りに、きちんと並べられていた。

付録:機能性食品もいいが、運動が健康にいいことはわかっている。だから、毎日の夕刻には、30、40分走る。走るのはかったるいが、私は、ビールが旨いので付き合っている。

前回書いた「白神こだま酵母」の性質は凄さに驚いている。そして、ウェブ上でも随分販売されているのを知った。

秋田県総合食品研究所と工学博士 小玉健吉氏が世界文化遺産内(白神山地)で採取した腐葉土から、有用野生酵母の分離・選抜に取り組み、優れた製パン特性を持つ酵母の選抜に成功した。秋田県は県の有用財産として「白神こだま酵母」の名で商標を取得し、合わせて特許の出願(特願平11-372313)を行った。

白神こだま酵母は、従来のパン用酵母と比較し、冷凍耐性、乾燥耐性、発酵力等すべてにおいて、優れた製パン特性を有した最強の酵母である。

この酵母は、分類学上従来のパン用酵母(イースト菌)と同様、Saccharomyces cerevisiae(サッカロマイセス・セレビシエ)に属し、清酒やビール、ワイン用酵母と同じ種類の酵母である。

これまでのパン酵母には見られない以下のような特性を持っている。

[耐冷凍性]
-30℃以下で一年間冷凍した場合、100%の生存率。
同-20℃では86%の生存率。
同一方法により市販ドライイーストを-20℃、一カ月保存試験をした場合の生存率は60%。

[耐乾燥性]
冷蔵庫で一年間保存した際の生存率は95%。
同一方法で市販ドライイーストを保存した場合の生存率は79%。

[優れた製パン性]
種起こしが不要。 発酵力が強く、仕込みから短時間で焼き上る。
トレハロースが通常の酵母の4~5倍も多く含まれてる。
培養初期の増殖速度が非常に速く、たくましい酵母である。
国産小麦粉との親和性が高く、グルテン含有量の少ない小麦粉でも製パンが可能。

一般的に「天然酵母パン種」は、乳酸菌の混入により酸味の強いパンに仕上がる傾向があるが、この他にも一般細菌など安全性が確認されていない微生物が混入し、一緒に培養されている可能性がある。
「白神こだま酵母」は、北海道産ビートからの糖蜜など安全な原材料だけを使用し、他の微生物が混入しない方法で培養している。

このような有用な性質を有していれば、自家製パン用だけではなく、新しい工業用製パン酵母としての利用も十分考えられる(すでに行われているかもしれないが)。何しろ一度はトライしてみたいと考えている。

記事の一部は、秋田県農林水産部流通経済課「“白神こだま酵母”のホームぺージへようこそ」株式会社サラ秋田白神から引用させて頂きました。

天然酵母パンという呼称が一人歩きを始めて久しい。何故この呼び名が定着してきたか不思議である。マスプロ的な手法で培養された、市販イーストに対して、星野さんの酵母のようなハンドメイド的手法で培養されたパン酵母への付加価値と差別化をはかった呼称なのであろうか。

酵母は英語でイーストと呼ばれる。つまり、酵母には天然も人造もなく全て天然である。市販のパン用イーストも元々は自然界に存在した天然酵母の中から、発酵力が強く、安定性が高く、パン製造に適した酵母菌を選び出し、無菌状態に近い環境で効率的に培養、増殖させたものである。

「天然酵母」と呼ばれているものは、果実の表皮ややドライフルーツから取り出して発酵及び培養するなどして作られる。しかし、我が国の多くの例に漏れず、用語の定義が明確にされておらず、非常にあいまいな表現のまま使われ、消費者に誤った認識を植えつけている可能性が高い。

混乱の極みと思うのは、楽天市場で売られている「白神こだま酵母」のキャッチコピーである。「イーストとも天然酵母とも違う「種起こしがいらない野生のパン酵母」です」とあった。
(http://www.rakuten.co.jp/auvelcraft/586495/587839/)

ちなみに「白神こだま酵母」とは、秋田県総合食品研究所が、白神山地から採取した腐葉土から、有用野生酵母の分離・選抜に取り組み、優れた製パン特性を持つ酵母の選抜に成功したもので、表現の曖昧さを避けるため、「天然酵母」という表現は避け、「白神こだま酵母」と命名したそうである。

記事の一部は、秋田県農林水産部流通経済課「“白神こだま酵母”のホームぺージへようこそ」(http://www.pref.akita.jp/ryutukei/sirakami/index.htm)から引用させて頂きました。

バターの逆襲

2006/02/19

昔はバターは高価で優秀(?)な食品だった記憶がある。それがいつの頃からか、バターに含まれているコレステロールが健康に良くないということで、今では植物性オイルから作られているマーガリンのほうが健康にはいいという理解が概ね定着している。

所が、最近、そうでもないということを知った。安全に関する対策の早い欧米では、マーガリンに含まれているトランス脂肪酸が及ぼす健康への悪影響を認識しており、使用制限や表示義務を設けている。

日本のマーガリン製造メーカーや、マーガリン工業会は、要するに、科学的に結論付けられたわけではないし、日本人の平均的摂取量は欧米に比べて低く、バランスのとれた食生活を行えば問題ないという政府見解(内閣府食品安全委員会)を各々のサイトで事務的にアナウンスしているにすぎない。

余談だが、このブログサイトへ、「マーガリンの害」に関する検索で訪れる件数が多いのには驚く(注:少ないアクセスの中でも割りに多い)。健康への関心の高を改めて実感している。その傾向はメーカー自身も、問い合わせ等で確認しているはずである。政府の対策はアスベスト問題でも明らかなわけで、先んじて健康対策マーガリンの発売を行うほうが余程イメージも上がるだろうにと考えるのは少数ではないはずだが。

こうなってくるとバターには順風である。当然、「バターの害」関連の検索で当サイトに引っ掛かる件数も少しだが出てきた。バターを見直してみようという意識は当然である。

かくいう私も(社)日本酪農乳業協会のサイトを訪れた。

そこには、「バターのコレステロールが悪者だというのは、大きな誤解。むしろリノール酸の問題点に注目が集まる時代になってきました」とあった。

日本酪農乳業協会のサイトによると・・

日本で、「リノール酸の摂取を増やそう」という栄養指導が始まったきっかけは、1960年代中頃に人や動物を使ったテストで、動物性脂肪のほうが血液中の コレステロールを2倍に高めるという結果が出たからでした。しかし、この実験は短期間のもの(※)であり、その後の研究により長期間でみると、他の脂肪分でも体内のコレステロール値に大差はないことがわかったのです。
(※)2000年2月/(社)中央酪農会議・プレスセミナー(講師:奥山治美)より

コレステロールの摂り過ぎは心臓病や動脈硬化を招くといわれてきましたが、これは、多量の動物性脂肪を摂る欧米人に対してのこと。また、動物性脂肪たっぷりのアザラシを食べるイヌイット人が、デンマーク人に比べコレステロールを2倍多く摂っているのにかかわらず、血液中のコレステロールはむしろ低く、心疾患にかかる率も10分の1以下という報告もあります。

ではバターのコレステロールはというと、これも僅かの量です。日本人が1日の食事から摂取するコレステロールは、平均300~500mg。バター10gを摂取したとしても、コレステロールの量は21mgです。日本人のバターの摂取量は1日1人当たり2g以下というのが現状ですから、バターがこれまでも無実だったのは明らかです。

云々ということになる。
ちなみに、雪印ネオソフトマーガリンを1日10g食べると、含まれているトランス脂肪酸を0.6gを摂取する事になる。バター10gに含有するコレステロールの量は21mg。どちらがよくないかは、私にはよく分からないし、はっきりした指針もない。イメージだけでいいと思い込んでいるのは危ないということ、日本人の食品への関心の高さは理解できた。

ついでに加えるならば、米国のBSE問題で、高慢な米国の姿勢に我国が押し切られたにせよ、このような関心の高さからくる不買行動は、今回の危険部位混入における米国政府のリアクションのように、多少は彼らの認識を改める事はできるのである。

久々にアクセス解析の検索キーワードをチェックすると、マーガリン関連で我がブログぺージを訪れている方が意外に多いのです。マーガリンに対する健康意識と、その安全性への疑問を感じている方が多い現れに違いありません。

そこで、国内のマーガリン事情を確認してみたいと思い、雪印乳業株式会社のHPへアクセスしてみました。
同社の公式見解は、日本マーガリン工業会、内閣府食品安全委員会ホームページとほぼ同様のものでした。

ここでマーガリンへについてもう一度まとめてみたいと思います。

マーガリンには「食用油(液体)」と「硬化油(固体)」が含まれています。「食用油」は、ひまわり油やからし菜油などのサラダオイルの原料になるオイルです。「硬化油」は食用油に水素を添加して作った固形状のオイルです。

マーガリンは、この二つのオイルを適当な割合でブレンドして作られます。ソフトマーガリンには硬化油の割合が少ないので柔らかいというわけです。

現在問題となっているのは「硬化油」に含まれている「トランス脂肪酸」で、これは「硬化油」の製造過程で生じます。
「トランス脂肪酸」は、悪玉コレステロールといわれているLDLコレステロールを増やし、善玉コレステロールといわれているHDLコレステロールを減少させる働きがあるといわれています。その結果、動脈硬化などによる心筋梗塞をはじめとした心臓疾患のリスクを高めることがいわれています。

以下雪印乳業のサイトから引用。
アメリカでは加工食品中のトランス脂肪酸含有量の表示を2006年1月より義務付けることとしています。また、トランス脂肪酸の摂取量は、1日当たりの総エネルギー摂取量の1%未満とするよう勧告しています。

カナダでは、2005年12月から原則として栄養成分の表示においてトランス脂肪酸が表示対象となります。

デンマークでは、2004年1月から国内で販売する加工食品の油脂中のトランス脂肪酸含有率を2%までに制限しています(動物由来のトランス脂肪酸を除く)。

WHO(世界保健機関)とFAO(食糧農業機関)の「食事、栄養及び慢性疾患予防に関するWHO/FAOの合同専門家会合」では、心臓血管系の健康増進のため、食事からのトランス脂肪酸の摂取を極めて低く抑えるべきであり、最大でも1日当たりの総エネルギー摂取量の1%未満とするように勧告しています。
(ここまで)

トランス脂肪酸一人一日当たりの摂取量(g)(内閣府食品安全委員会HPより)
日本(平均)  1.56
米国(成人平均)5.8
EU(男性平均)1.2~6.7
EU(女性平均)1.7~4.1

摂取エネルギーに占めるトランス脂肪酸の割合(g)
日本(平均)  0.7
米国(成人平均)2.6
EU(男性平均)0.5~2.1
EU(女性平均)0.8~1.9

日本の場合、政府、マーガリン工業会及びメーカーの見解としては、「諸外国と比較して日本人のトランス脂肪酸の摂取量が少ない食生活からみて、トランス脂肪酸の摂取による健康への影響は小さいと考えらる」ということです。
よって、現在規制や勧告、注意等なんの対策も行われていません。

メーカーの食の安全性への責任は重大です。マーガリンへの不安と関心の高まりから見て、サイトで政府見解を繰り返すだけではなく、今後は不安のないマーガリンの製造をしていきたいなどという積極的な姿勢を見せて頂きたいところですが。

友人M氏も気になっていたそうです。そこで、日頃からマーガリンを購入しているグリーンコーポに問い合わせ、回答を得ました。その結果を報告させて頂きます。

それによると、グリーンコープで取り扱っている、GC「ホワイトソフトマーガリン」は、トランス脂肪酸の含有率3.8%(!)だそうです。
これには驚きました。欧米のトランスファットフリーマーガリンでも実際は5%未満というものがあるそうですし、日本で販売されているマーガリンのトランス脂肪酸の平均値は、15.2%という報告もあるそうです。

日本人の脂肪摂取量は欧米に比べるとかなり低いという調査結果がありますので、これはまったく問題ないレベルではないかと、素人の私は思ってしまいました。

生協にも、また扱っている商品にも様々ありますが、久々に、「生協、やるのー」という印象です。カタログには大きく含有量を掲げ、激しく積極的なプロモートを行っても良いのではないかと思った次第です。